猫の知られざる習性
こんにちは、jyosuiです。
早速ですが、今回はこの話題。
猫はあまり水を飲まないみたいなのです。
オレオをお迎えした当初、そんな習性は知りもしませんでした。
よく動画で『ミルクを与えられてピチャピチャ飲む仔猫』がイメージにありました。
だから普通に喉が渇いたら水を頻繁に飲むとばかり思っていました(犬と同じイメージ…)。
しかし、実際に猫は頻繁に水分補給を行う動物ではないそうです。
猫の祖先は砂漠出身?
実は、猫の祖先は砂漠で栄えていたようです。
中東の砂漠地帯に生息していた『リビアヤマネコ』が現在の猫の祖先のようで、水の少ない砂漠でいかに体内で効率よく水分を使うか、という体質になったそう。
人との共存をするようになったのも、現在より1万年ほど前からだったようです。
そして、オレオもまた、例外なく水分をあまり飲みません。
だからと言って、水分補給をしなくても大丈夫というわけではないのです。
家猫の飼い主さんは皆さん共通の悩みかもしれませんね。

猫は腎疾患になりやすい
元々水分補給を意識的に行わない猫は、腎疾患になりやすいといわれています。
また、尿路結石も多いそうです。
うちのオレオがそんなことになっては悲しすぎると思い、妻と必死で水分補給ができる方法を模索しました。⬇️
⚫︎水に鶏肉の出汁を少し混ぜておいてみたり。
⚫︎ウォーターファウンテンを設置してみたり(しかも2機も購入)。
⚫︎ペットボトルを逆さにしたような給水所を3カ所も準備してみたり。
どれもうまくいかず、オレオが『おまた』を気にするような仕草もあり、心配になって病院に連れて行くと…
尿路結石の小さな結晶が膀胱に少し出来てしまっていました…。
そのため、尿路結石予防に効く療法食を与える必要も出てしまいました。
こんな解決策があったのか!!
そんな中、彼(言い忘れてましたが、オレオは男の子です)に合った水分補給方法、ついに見つけたのです!!
その方法とは、1日2回のご飯(トライフードとウェットフードを混ぜて与えている)の時に、水分増し増し作戦!!

オレオは『完全に味が付いたお汁』がお気に入りだったようです。
その甲斐あってか、オシッコのpHも6.5ぐらいに落ち着きました。
まとめ
今回のブログのまとめはこんな感じ。
⚫︎猫は水分補給をあまりしない動物。
⚫︎故に腎疾患リスクが大きい。
⚫︎しかし、水分補給を促す方法はあり、また、それが猫によって正解が異なる。
愛猫の健康は飼い主さんの努力と愛情によって成り立っていることは今回の出来事でとても感じました。
ブログ管理者:jyosui
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