こんにちは、jyosuiです!
この記事は、うちの猫がおもちゃを食べてしまった話です。しかも1回ではありません。お迎えして半年のあいだに、2回ありました。1回目はエコーで見つけて吐かせてもらい、2回目は麻酔をかけて内視鏡で取り出してもらいました。
⚠️ いま「食べたかもしれない」という方へ。
この記事を読み終える前に、かかりつけの動物病院に電話してください。飲み込んでから時間が経つほど、できることが減っていきます。
そして、次の2つは絶対にやらないでください。
・口やおしりから出ているひもを引っぱる(胃や腸を切り裂くことがあります)
・家で吐かせようとする(吐くときに食道や胃を傷つけることがあります)
先にお断りしておきます。私は獣医師ではありません。ここに書いたのは、うちで起きたことと、そのあと資料を読んで飼い主にわかる言葉に置き直したものです。判断はかならず動物病院でしてもらってください。
うちでは、半年のあいだに2回ありました
オレオをお迎えして、半年ぐらいのあいだの出来事です。1回目と2回目のあいだは、1か月ほどしかあいていません。1回目で大変な思いをした、それでも2回起きました。
1回目 — 遊んでいる最中でした
「ニョロ玉」というシリコンでできた棒のおもちゃでした。遊んでいて、ほんの少し目を離したすきです。シリコンの部分を5cmほど食べてしまいました。「ニョロ玉」がおもちゃとして良くないという話ではなく、おもちゃで遊ぶ際は、どれでも注意が必要であるという話です。
夜だったので、すぐに夜間の救急病院に電話して連れて行きました。病院で聞かれたのは、おもちゃの形状、いつ食べてしまったか、そのあとの様子の3つです。エコー(超音波)で、それらしきものがあることを確認してもらいました。
そのまま催吐処置——吐かせる処置をしてもらって、その日は連れて帰れました。
2回目 — その1か月後、留守のあいだに
今度は100円均一で買った、釣りざおタイプのおもちゃでした。ひもが付いているものです。
気づいたのは帰宅したときでした。戸棚に置いてあったおもちゃが床に落ちていて、ひもまで全部ちぎれて、なくなっていました。このときもすぐ病院に電話して、連れて行きました。聞かれたことは1回目と同じ3つです。
こちらは吐かせるのではなく、麻酔をかけて、内視鏡で見つけて取り出してもらいました。麻酔と聞くと身構えてしまいますが、この日も日帰りで連れて帰れています。
2回に共通していたこと
いちばんお伝えしたいのは、これです。
2回とも、オレオの様子はいつもと変わりませんでした。
吐きもしませんし、ぐったりもしていません。ごはんも食べます。「元気だから大丈夫」は、食べていないことの証明にはならない——うちが2回で学んだのは、結局これでした。
どちらも、気づいたのは猫の様子ではなく、おもちゃのほうです。「ちぎれている」「短くなっている」「なくなっている」。見ていたのは、そこでした。
おもちゃのどこが危ないのか

猫がおもちゃで遊ぶのは、狩りの習性があるからだとされています。動くもの、ひらひらするもの、細長いもの。猫が本気になる形は、そのまま飲み込みやすい形でもあります。
ひも状のものが、いちばん危ない
毛糸、リボン、ミシン糸、釣り糸、猫じゃらしの先についているひも。ひも状(線状)の異物は、ほかの異物より危険だとされています。
理由は、腸の動き方にあります。片方の端がどこかに引っかかったまま、腸のほうは先へ先へと送ろうとする。すると腸がひもに沿って手繰り寄せられ、ねじれたり裂けたりすることがあるそうです。細くて丈夫な釣り糸のようなものは、腸を切ってしまうこともあると言われます。
丸い形のものが「詰まる」のに対して、ひも状のものは「切る」。危なさの種類が違う、と考えるとよさそうです。
レントゲンに写らないことがある
もうひとつ知っておきたいのは、ひもや布は、レントゲンに写りにくいということです。金属やプラスチックのように、はっきりとは出ません。
だから「レントゲンに何も写らなかった=食べていない」とは言い切れないそうです。超音波検査や内視鏡が使われることもあります。飼い主が「これがなくなっている」と伝えられることの価値は、ここにあります。ちぎれた残りを持っていけるなら、持っていってください。うちも2回とも、レントゲンではなくエコーと内視鏡で見つけてもらっています。
「食べたかも」と思ったら
やってはいけないこと
- 🔴 出ているひもを引っぱらない。口から、あるいはおしりからひもが出ていても、引っぱってはいけません。中で腸に絡まっていた場合、そのまま胃や腸を切り裂いてしまいます
- 🔴 家で吐かせようとしない。吐かせる処置は、病院が「安全に吐かせられる」と判断したときにおこなうものです。吐くときに、飲み込んだものが食道や胃を傷つけることがあります
- 🔴 「様子を見よう」と待たない。元気にしていても、食べていないことの証明にはなりません
時間が効きます
飲み込んでから1〜2時間以内であれば、吐かせる処置が選べる場合があるとされています。胃にあるうちなら取り出せる、ということですね。腸まで進んでしまうと、開腹手術になることもあります。
つまり、迷っている時間そのものが、選べる手を減らしていきます。「大げさかな」と思っても、電話だけはしてください。電話で「様子を見て大丈夫ですよ」と言われたなら、それは安心して待てるということです。
電話するときに伝えること
- 何を(おもちゃの名前より、素材と形。ひも・布・プラスチック・ビニール)
- どのくらい(残っている部分があれば、なくなった長さ)
- いつ(正確に分からなければ「◯時に見たときはあった」でかまいません)
- いまの様子(吐いているか、ぐったりしていないか、ごはんを食べるか)
- 体重と年齢
あとから出てくるサイン
食べた瞬間を見ていなくても、あとから様子に出てくることがあります。次のようなことが続く場合は、換毛期の毛玉や食べすぎと決めつけずに相談してみてください。
- 何度も吐く、吐こうとするのに何も出てこない
- ごはんを食べなくなった
- 元気がない、じっとしている
- おなかを触られるのを嫌がる
- 便が出ない、または下痢や血便
どれも「これがあれば誤飲」という話ではありません。いつものその子と違うかどうかが手がかりになります。
それから、うちが変えたこと
2回目のあと、置き場所そのものを変えました。棚の上は、転がれば落ちます。落ちたら、猫には床のおもちゃです。
- 棚に置くのをやめて、バッグに入れて、届かないところに吊るすようにしました。「しまったつもり」が起きない場所にする、ということです
- 遊んだあとは、必ずもとに戻す。あとで片づけよう、をなくしました
- 出かける前と、寝る前に、放置していないか見る。うちの2回は、どちらも「見ていないあいだ」に起きています
落としたらすぐ拾う。それだけのことですが、習慣になるまでは意識が要ります。拾う習慣より、置かない仕組みのほうが確実でした。
落ちていたら拾うもの
- ひも状のもの……毛糸、リボン、ミシン糸、輪ゴム、ヘアゴム、マスクのひも、レジ袋の持ち手
- 猫じゃらしの先……羽根、鈴、ちぎれかけたひも。遊んだあとに、ちぎれていないか毎回見る
- ビニール・袋……なめる子が多く、そのまま噛みちぎることがあります
- 錠剤・サプリ……落としたら1粒でも探す
- 小さいおもちゃ……丸ごと飲み込める大きさのもの
とくに仔猫はなんでも口に入れます。迎えたばかりの時期は、床に何も置かないくらいでちょうどいいと思います。
おわりに

おもちゃは、猫にとって狩りの代わりです。運動不足の解消にもなりますし、うちのオレオも、横になって手だけを動かす怠惰な遊びをよくやります。それでも、あるとないとでは全然ちがう。
だから「おもちゃをやめよう」という話ではありません。遊び終わったあと、どこにしまうか。それだけの話です。うちは、棚の上でした。転がって落ちる場所だと、気づいていませんでした。1回目で気づけなかったから、2回目が起きました。置き場所を変えてからは、一度も起きていません。
※ 本記事は、日常の観察をお手伝いするための一般的な情報です。診断を目的とするものではありません。気になる変化があるときは、自己判断せず動物病院にご相談ください。
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おもちゃ以外にも、猫が口にすると危ないものがあります。ネギやユリのような食べ物・植物のほか、落とした薬もそのひとつです。
これからお迎えするかたは、部屋の準備のときに一緒に見ておくと安心です。
ブログ管理者:jyosui
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