こんにちは、jyosuiです!
「60代で猫を迎えていいのか」と迷っている方へ、まず正直に言います。
迷っているということは、猫のことを真剣に考えている証拠です。「自分が先に逝ってしまったら猫はどうなる」「介護が必要になったとき世話できるか」——そういう不安を抱えているのは、無責任な人ではなく、むしろ誠実な人だと思います。

この記事では、そういった不安にも正面から向き合いながら、60代からの猫との暮らしについて丁寧にお伝えします。
60代で猫を迎えるということ

在宅時間が増え、猫とともにいちばん長い時間を過ごせるのが60代以降です。猫にとっても、飼い主がそばにいる時間が長いほど安心できます。その意味では、60代は「猫にとっても幸せな環境」を自然に作れる年代です。
ひとつ現実的な視点として、今60代でお迎えする猫の年齢選びは特に重要です。生後数ヶ月の子猫を迎えると、猫が最期を迎えるのはあなたが75〜80代のころ。一方、7歳のシニア猫を迎えれば、猫の寿命15年として最期はあなたが70代前半のころになります。このライフスパンの計算を、選ぶ前にぜひ一度してみてください。
60代におすすめの猫の特徴
- シニア猫(7歳以上)または落ち着いた成猫:穏やかで、激しく走り回ることが少ない
- 運動量が少なめ:体への負担が少なく、一緒にゆっくり過ごせる
- グルーミングの手間が少ない:短毛種、またはお手入れしやすい猫
60代にぴったりの猫種・選び方
① シニア保護猫(7歳以上)

60代で猫を迎えるなら、シニア猫の保護を真っ先に考えてほしいと思います。シニア猫は子猫のように走り回らず、静かに寄り添ってくれます。性格もすっかり安定していて、どんな子かわかった状態でお迎えできます。そして何より、シニア猫は「引き取り手が少ない命」です。その子の残りの日々を、温かい家で過ごさせてあげる——60代の方だからこそできる、深い選択だと思います。
② ペルシャ/ヒマラヤン

おっとりとした性格で運動量が少なく、ゆったりした時間を一緒に過ごすのに向いている猫種です。豪華な長毛は毎日のブラッシングが必要ですが、その手入れの時間そのものが猫とのコミュニケーションになります。激しく動き回ることが少ないため、住環境や体力の面でも安心できます。
③ アメリカンショートヘア(成猫)

おおらかで適応力が高く、穏やかな性格。短毛でお手入れが楽で、健康面でも丈夫な猫種として知られています。落ち着いた成猫をブリーダーや保護団体から迎えれば、最初から穏やかな関係を築けます。
「もしものとき」の備えを、今のうちに

60代で猫を迎えるうえで、避けては通れない大切な準備があります。「自分が先に逝ってしまったら」「介護が必要になって世話できなくなったら」——こういった不安を、お迎え前にきちんと家族と話し合っておくことが、猫への最大の責任だと思います。
- 家族への相談:子どもや兄弟に「もしものときに引き受けてもらえるか」を確認しておく
- ペット信託の検討:猫の世話を続けてもらうための費用を信託する仕組みがあります
- かかりつけ医との関係:猫の健康状態を把握している獣医師と良い関係を築いておく
- 保護団体との関係を継続する:譲渡会でお迎えした場合、団体と連絡を取り続けておくと万が一のときに相談しやすい
費用のリアルなシミュレーション

| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 初期費用(シニア保護猫の場合) | 1〜5万円程度 |
| 毎月の維持費 | 8,000〜1.5万円 |
| 医療費積立(シニア猫・月額) | 5,000〜1.2万円 |
| シニア猫の医療費(年間) | 5〜30万円以上になることも |
シニア猫はペット保険の加入条件が厳しくなる・保険料が上がるという現実があります。「医療費積立」として月1〜2万円、あるいはある程度の資金を別口座に貯めておく方法を取ることをおすすめします。
まとめ|60代だから、猫と「共に老いる」という選択ができる

不安があるからこそ、準備ができる。準備ができるから、後悔しない選択ができる。60代で猫を迎えることへの迷いは、その猫への愛情の裏返しです。
在宅時間が長く、猫に向き合える時間がいちばん豊かなのが60代。シニア猫と一緒に、お互いゆっくりと歳を重ねていく——そんな暮らしは、どの年代にもできない特別な豊かさを持っています。
各年代の猫との暮らし方は、それぞれ違う豊かさがあります。自分の年代以外の記事も、ぜひ読んでみてください。若い世代の記事を読むと「あのころはそうだったな」と懐かしくなりますし、上の世代の記事は「猫との未来」を想像するヒントになります。年代別まとめページからそれぞれの記事へどうぞ🐾
ブログ管理者:jyosui
〜風の便りの夜明け〜
わが家の愛猫オレオが主人公の、動物福祉をテーマにした全10話完結ファンタジー。
2026年4月25日(土)20時スタート。




コメント欄 あなたの愛猫のこと、保護猫活動情報を教えてください!!