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猫の老化サイン — 何歳から?「がんばってるよ」の小さな変化に気づいてあげる

ネコの介護

こんにちは、jyosuiです!

うちのオレオはまだ3歳なので、正直「老化」を感じたことはありません。しかし、オレオをお迎えする以前は、「終生飼養」という中でかならず訪れる「老化」と「最期の日」に覚悟が持てず、お迎えするのを躊躇していたのも事実。オレオをお迎えする事を決意したのは、いろいろな思いと覚悟が整ったからです。

だから、このブログには、猫をお迎えしようとしている読者の方や、すでにお迎えしている方、自分に向けてもこの事実を真正面から受け止めてもらいたく、このテーマを書くことにしました。

前回の「介護について」も同様の思いです。ぜひ、目を背けずに真剣に考えてほしいです。

さて、長年共に生活してきた愛猫も気づけば、よく寝るようになった。高いところに、あまり登らなくなった。——年をとるのは、いつも少しずつで、ある日ふっと「あれ、うちの子、歳をとったな」と気づきます。

老化のサインは、その子からの「最近、ちょっとがんばってるよ」というそっとおしえてくれる便りです。早めに気づいてあげられれば、その子はもっとラクに、おだやかに過ごせます。この記事では、猫の老化のサインを体と心の両面から、やさしく整理します。

管理者のプロフィール
[この記事を書いた人]
jyosui

2023年10月末にペットショップで仔猫との運命的な出会いをきっかけにどっぷり猫沼に浸かってしまったアラフィフのサラリーマンおじさん。猫のことをもっとよく知りたいと、譲渡会・猫イベント・地域猫セミナーなどに積極的に参加。ねこ検定初級を受検するなど知識向上にも取り組み中。「世界中の猫を幸せにしたい!」を夢に、保護猫カフェ経営を目指して日々猫活中。

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猫は何歳から「シニア」?

猫は一般に7歳ごろから中年期(シニアの入り口)、11歳ごろから高齢期に入るといわれます。「まだ7歳なのに?」と思うかもしれませんが、人間の年齢にたとえてみると、イメージがぐっと変わります。

猫の年齢を人間にたとえると

猫の年齢人間にたとえると時期の目安
1歳約15歳青年期
2歳約24歳成猫期
7歳約44歳中年期のはじまり
11歳約60歳高齢期のはじまり
15歳約76歳後期高齢期
20歳約96歳ご長寿さん

※ 2歳以降は「1年=人間の約4年分」で進むといわれます。11歳=人間なら還暦——そう考えると、体に変化が出はじめるのも自然なことですよね。

年齢ごとに出やすい変化の目安

  • 7〜10歳:遊ぶ時間が少しずつ短く。寝る時間が増え、太りやすくなる子も
  • 11〜14歳:ジャンプをためらう。毛艶の変化、爪とぎの回数が減る。水をよく飲むようになる子も
  • 15歳〜:痩せてくる。耳や目が遠くなる。爪が太く巻きやすくなる。夜に鳴く子も

とはいえ個体差がとても大きく、15歳でも若々しい子はたくさんいます。年齢の数字より、その子自身の変化を見てあげることが何より大切です。

体に出るサイン — 部位ごとのチェックポイント

老化のサインは、体のあちこちに少しずつ現れます。部位ごとに見ていくと、見落としがぐっと減ります。

全身のようす

  • よく寝る・遊びが減る(体力の変化。怠けではありません)
  • 毛づくろいが減り、毛艶が落ちる(体が硬くなり、届きにくくなる)
  • 痩せてきた・骨ばってきた(背中をなでて気づくことが多い)

口のまわり

  • 口臭が強くなった(歯周病はシニア猫の多くが抱えるトラブル)
  • 食べこぼしが増えた・硬いものを避ける(歯や歯ぐきの痛みのサインかも)

目と耳

  • 目がうっすら白っぽく見える(加齢による変化のことも、病気のことも。気づいたら受診を)
  • 呼びかけへの反応が鈍い・大きな音に驚かない(耳が遠くなっているのかも)

爪と足腰

  • 高い場所に登らなくなる・ジャンプをためらう(関節や筋力の衰え)
  • 着地の音が「ドスン」と重くなった・階段を一段ずつおりる(足腰への負担のサイン)
  • 爪とぎが減り、爪が太く巻いてくる(放っておくと肉球に刺さることも。ときどき爪先をチェック)

爪の巻き込みは、痛くなるまで気づきにくい「盲点のサイン」です。普段のお手入れで爪切りを月に1〜2回行うと同時に、爪とぎの回数が減ってきたなと感じたら、そっと肉球まわりを見てあげてください。

そして全体を通して、とくに体重の変化・水を飲む量・食欲の3つは、病気の早期発見にもつながる大事なサインです。

心に出るサイン

  • 甘えん坊になる/逆にそっとしてほしがる(不安や体調から、距離感が変わる)
  • お気に入りの場所が変わる(あたたかい場所・低い場所を選ぶように)
  • 夜に鳴く・落ち着かない(不安や認知機能の変化のサインのことも)

夜鳴きがつづく場合の向き合い方は、高齢猫の夜鳴き・認知症 — 不安な夜に、そっと寄り添う方法(制作中)でくわしくまとめています。

それは「老化」? それとも「病気」のサイン?

老化のサインと病気のサインは、よく似ています。見分けのいちばんシンプルな軸は、変化のスピードです。

  • ゆっくり、少しずつの変化 → 老化にともなう自然な変化のことが多い
  • 急な変化・「いつもと違う」が数日つづく → 早めに動物病院へ

とくに水をたくさん飲む・おしっこの量が増えたは、シニア猫にとても多い慢性腎臓病のサインかもしれません。参考までに猫の慢性腎臓病(CKD)について(制作中)を。「寝てばかりで心配…」という方は猫が寝すぎるのは病気のサイン?もあわせてどうぞ。

また、シニア期に入ったら、健康診断は年に2回が目安といわれます。猫の1年は人間の約4年分。半年に1回でも、人間でいえば「2年に1回の健診」なんです。医療費は、日ごろから「もしも貯金」でコツコツ備えておくと、いざというとき迷わず治療を選べます。

迷ったら、受診。「様子見でよかったね」で済めば、それがいちばんです。

週に1回の「がんばってるよ」チェックリスト

小さな変化は、毎日見ていると意外と気づけないもの。週に1回、決まった曜日にチェックすると、変化が「点」ではなく「線」で見えてきます。

  • 体重(±5%の変化が続いたら要注意)
  • 水を飲む量(増えていないか)
  • 食欲(残す・食べこぼす・硬いものを避ける)
  • 毛艶と毛づくろい(フケ・毛玉が増えていないか)
  • 歩き方・ジャンプ(ためらい・着地の重さ)
  • (太く巻いてきていないか)
  • 呼びかけへの反応(耳・目のようす)

結果はスマホのメモに一行ずつ残しておくと、動物病院で「いつから・どのくらい」を正確に伝えられて、診察がスムーズになります。

【健康管理商品紹介】オレオも使っている「体重計」。この板に週1回乗るとおやつがもらえる「魔法の板」と思っているので、すぐ乗ってくれる。ちゃんと乗って体重が測れたら「おやつ」で楽に測れるようになります♪

その子の気持ちを、想像してみる

登れなくなったのも、粗相が増えたのも、その子が「だらしなくなった」わけではありません。体が思うように動かないことに、いちばん戸惑っているのは、その子自身かもしれません。

だからサインに気づいたら、まずは「がんばってるね」とそのまま受けとめてあげること。叱る必要も、焦る必要もありません。気づいてあげられただけで、もう十分にやさしい飼い主さんです。

jyosui
jyosui

自分が年令を重ねた時を想像すると、老化による色々なトラブルも許容してあげられるし、どうしてあげたいか考える余裕もできるかな。一緒にいてあげることが最大の「愛情表現」かもしれないね。

気づいたら、できる小さなこと

段差をなくす・低くする

お気に入りの窓辺やソファに、踏み台やスロープをひとつ。ジャンプの「よいしょ」がなくなるだけで、行きたい場所をあきらめずにすみます。

余談ですが、実は人間の介護でも、「介護ベッド」を入れるより「スロープ」や「手すり」を設置するほうが、当然ながら「QOL」が保持できるものです。自分でできる事が保たれれば、生活も張り合いが出ます。猫にも言えることかもしれませんね。

【シニア猫商品】こないだまでは一緒のベッドに乗って寝ていたのに、最近乗ってないなと思ったら、きっとこれを設置するとまた一緒に寝られるかも。愛猫も飼い主も満足の商品。↓

水飲み場・トイレを増やす/近くに置く

よく過ごす場所のすぐそばに、水とトイレを。移動の負担が減ると、飲水量が保たれ、トイレの失敗も減ります。トイレの失敗が増えてきた子には、シニア猫のトイレの失敗 — 「わざとじゃない」叱らない向き合い方(制作中)もどうぞ。

【給水器紹介】猫って、びっくりするほど水を飲まない生き物なんですよね。
でも「流れる水」だと、なぜか急に飲んでくれる子が多いんです。PETKITの循環式給水器は、そのスイッチを毎日押してくれる一台。
シニアになるほど気になる水分量。1年間の品質保証つきなので、まずは試してみる価値、あると思います。↓

ごはんをその子に合わせて見直す

シニア用フードは、消化のしやすさや関節ケアを考えて作られています。切り替えるときは、いまのフードに少しずつ混ぜながら1〜2週間かけてゆっくりと。急な変更は胃腸への負担や食欲低下のもとです。

【フード紹介】食が細くなってきた子に、「量は食べられないけど、栄養はしっかり摂ってほしい」——そんなワガママを叶えてくれるのがこれ。
フリーズドライだから水分が抜けていて、ひと粒あたりの栄養密度が段違い。100gが400g分に相当します。
ぬるま湯でふやかせば香りも立って、生肉に近い状態に。少ししか食べない子ほど、中身で勝負したいんです。

寝床をあたたかく、静かに

シニア猫は体温調節が苦手になっていきます。すきま風のない静かな場所に、ふかふかの寝床を。それだけで眠りの質が変わります。

【ベッド紹介】猫って、狭くて暗いところが好きですよね。あれは臆病だからじゃなくて、隠れられる場所=安心できる場所だから。
ドーム型・半密閉のこのハウスは、その本能にまっすぐ応えてくれる作り。もこもこの起毛生地に包まれて、頭のポンポンがまた可愛いんです。
夏はひんやりマット、冬は付属のふわふわマット。中身を替えるだけで一年中使えます。

ただし、猫にも好みがあるので、気に入らないことも…💦↓

まとめ — サインは「これからもよろしくね」の合図

老化は止められませんが、気づいて、少し工夫してあげるだけで、その子の毎日はぐっとラクになります。サインは、こわいものではなく「これからも一緒に、やさしく暮らそうね」という合図です。

介護や晩年のお世話まで見すえた全体像は、猫の介護・晩年のお世話ガイドにまとめる予定です。必要になったとき、そっと開いてみてください。

※ 本記事は一般的な情報のまとめです。気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院にご相談ください。

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ブログ管理者:jyosui

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