こんにちは、jyosuiです!

キャットタワーを買おうとして、最初につまずくのがここだと思います。
据え置き型と、突っ張り型。どっちがいいの?
調べても、なかなかすっきりしません。というのも、書いている人の多くはどちらか片方しか置いていないからです。使っているほうを勧めることになりがちで、比べた話が出てきません。
うちは、据え置きと突っ張りの両方を置いています。どちらもオレオが毎日使っています。なので、この記事ではその二つを並べてご紹介。
お伝えしておくと、わたしは獣医師でも、住宅の専門家でもありません。飼い主として実際に置いて、暮らしてみてわかったことと、調べたことをまとめています。
この記事でお話しするのは、次のことです。
- キャットタワーが「あったほうがいい」と言われる理由
- 据え置き型と突っ張り型のちがい(両方置いている立場から)
- 年齢で変わるのは「高さ」ではなく「段差」だということ
- 猫種・体格で見るところ(大型種・短足の子・ぽっちゃりの子)
- 置き場所で、使ってくれるかどうかが半分決まるという話
- 買う前に確かめたい、安全のこと
いま検討中でなくても、今後の検討材料として有益な情報もあると思うので、是非読んでみて下さい。

オレオはくつろぐ場所の一つとして、キャットタワーを愛用しているにゃ。宇宙船ボウルはお気に入りにゃ✨️
キャットタワーは、ぜいたく品ではありません

まず、なぜあったほうがいいのか。理由は3つあります。
① 猫の運動は、平面では足りない
猫はもともと、木や岩を登り降りして暮らしていた動物です。まっすぐ走るより、登る・跳ぶ・降りるほうが体に合っています。
部屋の広さを変えるのは大変ですが、縦を足すのは、タワー1台でできます。同じ部屋のまま、運動できる量が増えます。ジャンプしたり、木登りしたりするのは、体力がいりますから。
② 高いところは、安心できる場所
猫が高いところを好むのは、見晴らしがきくからです。部屋全体を見渡せて、下から近づかれない。逃げ場所であり、見張り台でもあります。
来客のとき、掃除機のとき、工事の音がするとき。「上に逃げられる」というだけで、猫のストレスはずいぶん違います。
うちのオレオも「宅急便」が来た時、「ロボット掃除機」が動き出した時はキャットタワーの宇宙船ボウルにハマることが多いです。
③ 家具を守ることにもなる
上りたい欲求は、タワーがなくても消えません。行き先が本棚や冷蔵庫の上になるだけです。登っていい場所を先に用意しておくほうが、お互い楽だと思います。
ちなみにオレオはテーブルや空気清浄機には乗りますが、たんすや冷蔵庫には登りません。
これが実際の「効果である」というわけではないのですが、登る場所がタワーと決まっていることが大事なのかもしれませんね。
最初の分かれ道 — 据え置き型か、突っ張り型か

ここが最大の選択です。まず表で整理します。
| 据え置き型 | 突っ張り型 | |
|---|---|---|
| 安定感 | 土台の重さと広さ次第。軽いものは、飛び降りの反動で動きます | きちんと突っ張れば強い。ゆるむと揺れます |
| 高さ | 製品の高さまで | 天井まで使える |
| 置き場所 | 土台のぶん床を取る | 床の面積が小さくて済む |
| 移動 | 比較的かんたん | そのつど外して立て直す |
| 賃貸 | 問題なし | 天井を傷めないか要確認 |
| 向いている子 | 子猫・シニア | よく登る成猫 |
ざっくり言うと、高さと省スペースを取るなら突っ張りです。ただ「安定」だけは、タイプでは決まりませんでした。ものにもよるし、使用している猫の体格にもよります。
キャットタワーはオレオの成長にうまく合わせて導入できた成功例だと思っています。トイレは失敗してますが…。
うちの場合は、こんな順番で導入したんです。
- 据え置き型はお迎えして1ヶ月後に導入しました。
- 1歳の誕生日に、突っ張り型を足しました
とくに計画したわけではないのですが、いま振り返ると順番としては良かったと思っています。子猫のうちは登るより落ちるほうが心配なので、低くて安定した据え置きが合っていました。体ができて、よく登るようになったころに高さを足した形です。
これから迎える方には、最初の1台は据え置き、成長を見てから高さを足すという進め方をおすすめしたいです。いきなり天井まであるものを買わなくて大丈夫だと思います。
そして、ここが意外だったところなのですが。
突っ張りを足したあとも、据え置きの出番は減りませんでした。新しくて高いほうばかり使うようになるかと思っていたら、そうではなくて、いまもどちらも同じように使っています。
買い足すときに「前のは処分することになるかな」と考えていたのですが、置き換えではなく、増設でした。高さのある場所と、気軽に乗れる場所は、猫にとって別の用事なのだと思います。
据え置き型は自分も使用していて、オレオをたまに抱っこすることがあるんですが、下ろす場所としてはちょうどいい高さだったりして、飼い主が重宝していたりもしますw

据え置き型は直ぐに移動ができるので、掃除の時はずらして作業ができます。突っ張り型はしっかり止めてナットを二重に付けておくと緩みにくくなります。安全確保におすすめです。
「安定」は、タイプでは決まりませんでした

ここは、書きながら考えが変わったところです。
最初は「据え置き=安定、突っ張り=ゆれる」という書き方をしていました。でも調べ直してみたら、そう単純ではありませんでした。
書いてあることが、真っ二つに割れています
同じ「安定」の話なのに、まったく逆のことが書かれていました。
- 据え置きをすすめる側:突っ張りは本体が軽いので、体の大きい猫だとポールが倒れる心配がある
- 突っ張りをすすめる側:きちんと突っ張れていれば、軽い据え置きよりも、重い猫が着地したときに強い
- 比較サイト:タイプによる安定性の差はないと、はっきり書いているところもありました
おもしろかったのは、据え置きをすすめている記事のほうに、据え置きが倒れる条件がちゃんと書いてあったことです。土台が細くて壁につけずに使ったとき。そして一本の柱でベッドを支えている製品に、体の大きい猫が飛び乗ったとき。
つまり「据え置きだから安全」ではない、ということでした。
代わりに、見るところ
タイプではなく、こちらで決まるようです。目安としてよく挙がっていた数字を並べます。
| 見るところ | 目安 |
|---|---|
| 支柱の太さ | 10cm以上あると安定しやすい |
| 支柱の本数 | 4本以上。5kgを超える子は、どの段も2本以上の柱で支えられているもの |
| 本体の重さ | 10kg以上。市販品は10kg台から40kgを超えるものまで幅があります |
| 板1枚の耐荷重 | 16kgくらい。ハンモックつきなら、ハンモックの数字も別に見てください |
| つなぎ目 | 各パーツが2か所以上でとまっていること |
| 重心 | 低いほうが安心 |
⚠️ ただし耐荷重はメーカーが決めた数字なので、そのまま信じきらずに参考程度に、とも書かれていました。組み立てたあとに一度ゆらしてみて、自分で確かめるのがいちばん確実だと思います。
そして置き方。ここはどの記事も一致していました。壁ぎわ、できれば部屋の角に置くと、壁がストッパーになって倒れにくくなります。背の高いものは、転倒防止のベルトで壁に留められるタイプだと、より安心です。
うちの据え置きは、正直ぐらつきます

ここまで書いておいて何ですが、うちの据え置きは、オレオが飛び降りるとたまに倒れそうになります。
飛び降りるとき、猫は台を後ろに蹴ります。その力が横向きにかかるので、上から乗るときよりも動きやすいのだと思います。オレオは体重が6kgを超えているので、なおさらなのかもしれません。
それでも、買い替えていません。オレオが気に入っているからです。壊れるまでは、このまま置いておくつもりでいます。
ひとつ、不思議なことがあります。
最近のオレオは、いちばん上から直接飛び降りなくなりました。昔はよく飛び降りていたのですが、いまは2段目の踏み台にいったん足をかけて、静かに降りてくることのほうが多いです。
倒れそうになるのを、本人がわかっているのかもしれません。たしかめようはないので、そう思って見ているだけなのですが。

あぶないのは、オレオもなんとなくわかってるにゃ。いそがないときは、2だんめをつかって降りるにゃ
なので、この記事では「据え置きだから安心」とは書けませんでした。タイプで選ぶのではなく、上の表の数字と、置き方で見てもらえたらと思います。
年齢で変わるのは「高さ」ではなく「段差」です

ここが、いちばんお伝えしたいところです。
年齢別のタワー選びというと「シニアには低いものを」と言われます。でも実際に効いてくるのは、全体の高さよりステップとステップの間隔のほうです。
子猫 — 高さより、落ちたときのこと
子猫は登りたがりますが、降りるのが下手です。登れたのに降りられなくて鳴く、というのはよくあります。
- 低めのものから始める
- 下に物を置かない(落ちたときに当たります)
- ステップのすき間に体がはまらないか見ておく
成猫 — ここでいちばん高さが活きる
体ができて、いちばんよく登る時期です。高さのあるものが向きます。突っ張り型が力を発揮するのもここです。
シニア — 問題は「登り」ではなく「降り」
見落としがちなのですが、関節に負担がかかるのは、登るときより降りるときです。着地で体重が前足に集中します。
だから、シニアの子に必要なのは「低いタワー」というより「一段ずつ降りられるタワー」です。
- ステップの間隔が狭いもの(20〜30cm程度が目安)
- 途中に踏み台を足すのでもかまいません。買い替えなくても改善できます
- てっぺんまで登らなくなっても、それは老化のサインかもしれません
「前は乗っていた場所に乗らなくなった」は、記録しておく価値のある変化です。
猫種・体格で見るところ

大型の猫(メインクーン・ノルウェージャンフォレストキャットなど)
ここは耐荷重と、支柱の太さを見てください。小柄な猫向けに作られたものだと、乗った瞬間にたわみます。
ステップの広さも要ります。体が乗り切らない台では、そもそも使ってくれません。
⚠️ 「据え置きだから、大きい子でも安心」ということはありません。据え置きでも、土台が細くて柱が少なければ倒れます。タイプではなく、上でまとめた数字のほうで見てください。
足の短い猫(マンチカンなど)
ジャンプの届く距離が短いので、ステップの間隔が狭いものを。シニアの子と同じ考え方です。
体格のいい子・ぽっちゃりの子
穴をくぐるタイプのハウスは、入口の大きさを確かめてください。通れないと使いません。耐荷重も見ておきたいところです。
長毛の猫
抜け毛がカーペット部分にたまります。掃除機をかけやすい形か、部品を外して洗えるかを見ておくと、あとが楽です。
置き場所で、半分決まります

これは買ったあとの話ですが、実はとても大きいです。同じタワーでも、置く場所で使う回数がまったく変わります。
- 窓のそば — いちばん強い。外が見えると、それだけで居場所になります
- 家族のいる部屋 — ひとりぼっちの部屋に置くと、使われません
- 壁ぎわ — 背中が守られていると落ち着きます。ぐらつきも減ります
- ⚠️ エアコンの真下・直風は避ける — 夏は暑く、冬は乾きます
- ⚠️ 人の通り道は避ける — 降りたところを踏まれると、使わなくなります
もし買ったのに使ってくれないときは、捨てる前に場所を変えてみてください。それで解決することがあります。
⚠️ 買う前に確かめたい、安全のこと

- ぐらつき — 据え置きは土台の面積と重さで決まります。軽いものは、勢いよく飛び乗ったとき、そして飛び降りるときの蹴る力で動きます
- 突っ張りのゆるみ — 時間が経つとゆるみます。よく登る子ならふだんはざっと目で見て、2週間に1度しっかり見ておくと安心だと言われています
面倒かもしれませんが、緩み防止で同じ径の穴のナットを1つ買って、増し締めナットの下に通しておき、増締めしたナットの直下にまでしっかり締めておくと、そのナットが上についているナットの緩みを防止できます。 - 転倒防止ベルト — 背の高いものは、壁に留められるタイプだと安心です。壁ぎわ・部屋の角に置くだけでも、ずいぶん違います
- 天井の強さ — 突っ張り型は、天井が弱い場所(点検口のふた・和室の天井など)では避けてください
- 麻ひものほつれ — 爪とぎ部分がほつれてくると、飲みこむことがあります。傷んだら巻き直しを
- ネジのゆるみ — 組み立て式は、数か月に一度見ておくと安心です
うちの2台はこんなの
【据え置き型】
オレオさんは穴に手を突っ込んで「痛いにゃ!」みたいな演出をしていますが、実際は、ただあくびをしている瞬間です。これぐらい、このキャットタワーはお気に入りなのです。↓

これは日本のメーカー『Raku』の3年近く前のモデルで、現在はもう(Amazonでは)販売していないみたいです。ただ、このメーカーは据え置き型も新商品を出していたりするので、チェックしておきましょう。結構丈夫なのでおすすめです。
【突っ張り型】
1歳の頃に設置。とにかく宇宙船ボウルが好きでたぶん収まりがいいのでしょう。自分で行動して入るのは、突っ張りタイプの方が多いです。下から覗くと肉球美術館です。↓

こちらは柱が比較的太く、しっかりと突っ張るので、倒れる心配はありません。6kgが駆け上っても今まで倒れてくることやずれることはありませんでした。
2台もキャットタワーがあると、当然ながら一部屋は猫部屋みたいになています。
【据置き型はRaku】初見で購入したのですが、しっかりしているのでおすすめです。そこまで高所にはならないので、仔猫時代から導入しても大丈夫だと思います。でも、遊ばせる時はちゃんと監視していないと、何をしでかすかわかりません。成猫であれば放置でも事故は起きにくいですが、仔猫、シニア猫は見ていたほうがいいと思います。猫型の穴がついたBOXがかわいいです。↓
【突っ張り型もRaku】うちで突っ張っているのがRaku製菓は覚えていませんが、見てる限り同じということ、あとはとてもしっかりしている様に見えるので、見てみて下さい。↓
【変わり種もRaku】これは段ボールの爪とぎ兼キャットタワーです。耐荷重40kgで頑丈。いずれ処分を考えているのであれば、このような捨てやすい素材のキャットタワーはおすすめ。難点は、爪を研いだ周りに段ボールのカスが落ちて掃除が大変なところ。↓
まとめ

- キャットタワーは運動・安心・家具を守るの3つを兼ねている
- 安定はタイプでは決まらない。土台の広さと重さ・支柱の太さと本数、そして置き方で見る
- 高さと省スペースなら突っ張り、床に余裕があるなら据え置き
- 年齢で見るのは高さよりステップの間隔。シニアは「降り」がつらい
- 大型種は耐荷重・支柱の太さ・広さ、短足の子は段差の狭さ
- 置き場所で使う回数が変わる。窓ぎわ・家族のいる部屋・壁ぎわ
高いところにいるときの猫は、だいたい機嫌がよさそうな顔をしています。見晴らしのいい場所をひとつ用意してあげるだけで、家の中がその子にとって少し広くなるのだと思います。

オレオはキャットタワーがくつろぎの場所にゃ。上から見てると、おお様になった気分にゃ🎶
〜 テイルズ・オブ・オレオ 第一章 〜
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ブログ管理者:jyosui





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