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猫はなぜ人に「ニャー」と鳴くのか — 鳴き声の意味と、その家だけの通じ方

ネコの知識

こんにちは、jyosuiです!

記事タイトル図解:猫はなぜ人に「ニャー」と鳴くのか。段ボール箱に座る黒白の猫のイラスト

今回は、不思議で面白い猫の「知恵」について紐解いていきます。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

さて、猫が「ニャー」と鳴く。あまりにも当たり前の光景ですが、調べてみたら、ここに面白い事実がありました。

そもそも、猫はなぜ「ニャー」とかわいい声で鳴くのでしょうか?

実は、おとなの猫どうしは、ほとんどニャーと鳴き合いません。

図解:大人の猫同士はほとんどニャーと鳴かない。猫同士の会話はにおい・しっぽ・体の向きが主役で、人へはニャーという声を使うという比較

猫が「ニャー」を使うのは、子猫が母猫を呼ぶときと、人間に向けるときが中心です。成猫どうしのやりとりでは、においやしっぽ、体の向きのほうがずっと多く使われます。

つまりニャーは、猫が人と暮らすようになってから、人に向けて育てた言葉なのかもしれない、ということです。

この記事を読むと、こんなことが分かります。

  • ニャーは、猫が人に向けて育てた言葉らしいこと
  • 「意味の一覧表」より、うちの子の観察のほうが正確な理由
  • ⚠️ 鳴き方が変わったとき、どこで受診を考えるか

お伝えしておくと、わたしは獣医師でも研究者でもありません。飼い主として調べてわかったことと、わからなかったことを、そのまま並べています。

オレオくん
オレオくん

オレの「にゃー」は、ちゃんと意味があるにゃ。自分のわがままを通す時に使うのが一番

管理者のプロフィール
[この記事を書いた人]
jyosui

2023年10月末にペットショップで仔猫との運命的な出会いをきっかけにどっぷり猫沼に浸かってしまったアラフィフのサラリーマンおじさん。猫のことをもっとよく知りたいと、譲渡会・猫イベント・地域猫セミナーなどに積極的に参加。ねこ検定初級を受検するなど知識向上にも取り組み中。「世界中の猫を幸せにしたい!」を夢に、保護猫カフェ経営を目指して日々猫活中。

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ニャーは、人に向けて育てた言葉かもしれない

図解:しっぽでは人間に伝わらない。人の足元でしっぽを立てても気づかれない猫と、声を使うようになった理由

子猫は、母猫を呼ぶときによく鳴きます。おなかがすいた、寒い、はぐれた。小さいうちは、声が命綱です。

ところが、おとなになるとその声はあまり使われなくなります。猫どうしの世界では、においを残す、しっぽを立てる、体をこすりつけるといったやりとりのほうが主役だからです。

それなのに、家で暮らす猫は人に向かってよく鳴きます。ここから考えられているのが、「人間には、においやしっぽがうまく伝わらないから、声を使うようになったのではないか」という見方です。

言われてみれば、たしかにそうです。猫がしっぽで気持ちを伝えてくれていても、こちらが気づかないことは多い。でも「ニャー」と鳴かれたら、さすがに振り向きます。

反応してもらえる方法を、猫のほうが見つけた。そう考えると、なかなかしたたかな話です。

「ニャーの意味」に、共通の正解はありません

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

「短いニャは挨拶」「長いニャーは要求」といった説明をよく見かけます。目安としては悪くないのですが、猫の言葉に辞書があるわけではありません。

同じ「ニャー」でも、その子が何を求めているかは家ごとに違います。ある家では「ごはん」で、別の家では「ドアを開けて」かもしれない。猫と飼い主のあいだで、その家だけの通じ方ができあがっていくようなのです。

だから、いちばん正確に読めるのは、ほかでもない、その子と暮らしている人です。ネットの一覧表より、毎日の観察のほうが強い。ここは自信を持っていいところだと思います。

jyosui
jyosui

「うちの子の場合は」で語っていい領域です。そこがこの話の面白いところでした。ちなみにうちの子の場合、御飯の時間は「ごは〜ん」と鳴いていますw

声のほかにも、猫が気持ちを伝える合図があります。目でする合図の話は、こちらにまとめました。

鳴き方の種類と、だいたいの読み方

図解:鳴き声のサインを読み解く基本マトリックス。高い声・低い声と短い・長いの4象限に、ニャッ(あいさつ)、ニャーオ(要求)、サイレントニャー(甘え)、ウーニャー(不満・警戒)を配置

そのうえで、多くの猫にゆるく共通していると言われるものを並べます。あくまで出発点として使ってください。

鳴き方よく言われる意味
短く「ニャッ」あいさつ。目が合ったとき、部屋に入ってきたとき
長く「ニャーオ」要求。ごはん、ドア、かまってほしい
高い声で繰り返す催促が強い。急かされている
低く長い「ウーニャー」不満・警戒。近づかれたくないことも
声を出さない「サイレントニャー」甘え。ごく近い相手に向けることが多いと言われる
「カカカ」(クラッキング)窓の外の鳥や虫を見ているとき。興奮
「シャーッ」「ウーッ」威嚇。これは会話ではなく警告
図解:狩猟本能のスイッチ「カカカ」。窓の外の鳥や虫を見て口を動かす猫と、クラッキングの説明

ひとつだけ、はっきり分けておきたいものがあります。「シャー」は、ほかの鳴き声とは種類が違います。

あれは怒っているというより、「これ以上こないで」という精いっぱいの警告です。怖がっている猫が出す音でもあります。シャーと言われたら、なだめようと近づくのではなく距離を取る。それが正解です。

鳴き声とは別に、のどを鳴らす音もあります。あれが何なのかは、実はまだはっきりしていません。

ところで、名前は聞き分けているのか

図解:呼ばれても来ない、でも聞こえてはいる。名前を呼ばれて耳だけ動かし、しっぽを振る猫のイラスト

鳴き声の話とセットで気になるのが、こちらです。呼んでも来ないけれど、聞こえてはいるんだろうか。

これについては、猫は自分の名前を、ほかの言葉と区別しているらしいという報告があります。名前を呼ばれたときと、似た響きの言葉を聞かされたときとで、耳や頭の動きに違いが出る、という調べ方をしたものです(齋藤慈子ほか, Scientific Reports, 2019)。

つまり、わかっていて来ないということかもしれないですね。「別にお前の声掛けに喜んで従うつもりないにゃ」という心の声が聞こえてきますね。

ただし「名前」として理解しているのか、「その音のあとに良いことが起きる」と学んでいるのかまでは、わかっていません。呼ぶとごはんが出てくる家では、名前は合図として覚えられているのかもしれません。

jyosui
jyosui

うちの子は基本的に「オレオ〜」と呼ばれると尻尾を一回「ブンっ」と振ります。私は「自分の名前はきっと理解している」と思ってます。

⚠️ 鳴き方が変わったときは、様子を見る

図解:意味を読むより先に体を疑うべき変化。鳴く回数の増減、声のかすれ、さわると鳴く、トイレで鳴くの4つのチェックリスト

意味を読むより大事なのが、こちらです。いつもとの違いのほうが、ずっと確かな手がかりになります。

  • 急に鳴く回数が増えた・減った
  • 夜中に鳴き続けるようになった — シニア猫では、認知機能の変化が関係していることがあります
  • 声がかすれる・出にくそう
  • さわると鳴く・特定の動作のときだけ鳴く — 痛みのサインのことがあります
  • トイレで鳴く — 🚨 排泄がつらい可能性。おしっこが出ていない・何度も行くのに出ないときは、その日のうちに受診してください

要求鳴きに、どう応えるといい?

図解:止まらない要求鳴きへの応え方。NGは鳴き声にすぐ応える、OKは鳴きやんだ瞬間に応える、という対比

「鳴いたらごはんをあげる」を続けると、鳴けば出てくると学習します。猫はよく学ぶ生きものなので、これはかなり早く身につきます。

とはいえ、鳴いているのを完全に無視するのも、気持ちのいいものではありません。うちでもそこは悩みます。

折り合いのつけ方として、よく言われるのはこのあたりです。

  • 鳴きやんだ、その瞬間に応える — 「鳴くと出てくる」ではなく「静かにすると出てくる」に変える
  • ごはんの時間を固定する — 催促の必要そのものを減らす。猫はルーティーンを好みます
  • あいさつの鳴き声には、ちゃんと返す — 要求とあいさつは別もの。返事をするのは会話です
  • 叱らない — 声を出すこと自体を怒られても、猫には理由がわかりません

ただし、これは健康に問題がない場合の話です。急に増えた鳴き方は、しつけの前にまず体のほうを疑ってください。

うちの場合

オレオの話になりますが、うちの子はごはんの時間が近くなると「ごは〜ん」と鳴いています。
不服な時は、ドスの利いた声で「んにゃ゛〜ぁぅおん!」という鳴き声を出します。
ウェットフードを食べ終えたら、高く小さな声で「ごは〜ん?」と鳴いています。
人を遊びに誘う時は短く「ニャ〜ン」と鳴きます。
ブラッシングの時やおやつがもらえる時は少しダミかかった声で「んにゃ゛〜ぁん」と鳴きます。
オレオ本人が何か思い出したかのような時は「にゃ」と短い声で鳴きます。
トイレに行くときや、トイレを済ませた時は「にゃーん」と普通に声をかけてきます。

こんなにバリエーションがあることも、猫を飼っている飼い主さんにしかわからないことだと思います。その子の鳴き方で飼い主に何かを伝えようとしているんですね。そう思うと、ますますかわいいと思ってしまいます。これは猫の思う壺です。自分も猫の策略にはめられているんでしょうねw

こんなにかわいいと、愛猫が鳴くと無視ができないというのもよくわかります。
ただ、いつもかまってしまうと、「鳴けば相手してくれる」と思い、鳴き続ける子になってしまうおそれもあります。また、相手をしすぎてしまい、結果的に「分離不安」を起こしてしまうという可能性もあるという話を聞いたことがあります。猫の相手をする場合は、猫のタイミング以上に自分のタイミングを優先することも大事かもしれません。

「分離不安について」は後日記事として載せたいと思います。

オレオくん
オレオくん

でも本心は、返事してくれると、うれしいにゃ🎶

こんな仕草も猫のコミュニケーション「ふみふみ」↓

まとめ

図解:世界で一番の翻訳機はあなた自身。猫の辞書に共通の正解はなく、その子の鳴き方を読めるのは一緒に暮らす人だけ、というまとめ
  • おとなの猫どうしは、ほとんどニャーと鳴き合わない。ニャーは人に向けた言葉らしい
  • 意味に共通の正解はない。その子の鳴き方を読めるのは、一緒に暮らしている人だけ
  • 「シャー」は会話ではなく警告。距離を取る
  • ⚠️ いつもと違う鳴き方は、意味を読むより先に体を疑う
  • 要求鳴きは鳴きやんだ瞬間に応える。あいさつには返事をする

猫の言葉に辞書がないと知って、少し困りました。でも裏を返せば、その子の言葉を知っているのは世界で自分だけということでもあります。悪くない話だと思いませんか。

オレオくん
オレオくん

一緒に生活している時間が長いほど、鳴き方だけでわかってくれるいい関係になれるにゃ。


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ブログ管理者:jyosui

※ 本記事の図解はAIで作成しています。

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