こんにちは、jyosuiです!

「猫といえばマタタビ」——これはよく知られていますよね。でも最近は、海外のおもちゃでおなじみの「キャットニップ」という名前も、よく見かけるようになりました。でも、「マタタビとキャットニップ、なにか違うところがあるのかな?」とか、「マタタビが海外でキャットニップって呼ばれてるんじゃない?」なんて思ったりしませんか?自分も正直調べるまでは同じものと思っていました。

じつはこの2つ、猫に影響する効果は似ているけれど、まったくの別物。植物の種類も、猫を夢中にさせる成分も、そして「効く猫の割合」までちがうんです。この記事では、マタタビとキャットニップの違いを、表を使いながらやさしくまとめました。「うちの子はマタタビに反応しないなあ」という方にも、ヒントになる内容ですよ。

オレオはキャットニップにゃんか知らんにゃん。ニット帽にゃら見たことあるにゃ。
まず結論:いちばん大きな違いは「成分」と「効く猫の割合」
こまかい話の前に、結論からお伝えします。マタタビとキャットニップの違いを、ひと目でわかる表にまとめました。

ざっくり言うと、マタタビは「日本生まれ・効きが強め・反応する子が多い」、キャットニップは「海外生まれ・おだやか・3匹に2匹くらいが反応」というイメージです。では、ひとつずつ見ていきましょう。

マタタビのほうが反応が強く出るんにゃ?キャットニップは海外製なのにマタタビより弱いにゃんて、シンジラレナーイにゃ。
そもそも「キャットニップ」って何?
キャットニップ(catnip)は、日本語では「イヌハッカ」と呼ばれる、シソ科のハーブです。名前のとおりミントの仲間で、人がハーブティーやガーデニングに使うこともあります。原産はヨーロッパや西アジアで、いまは北米にも広く根づき、欧米では「猫のおもちゃといえばキャットニップ」というくらい定番の存在です。
猫を夢中にさせる正体は「ネペタラクトン」という香り成分。これをにおいでかぐことで、ゴロゴロ転がったり、すりすりしたりといった反応が起こります。海外のけりぐるみやおもちゃに「catnip入り」と書かれているのは、この成分のことです。
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いっぽう「マタタビ」は?
マタタビは、日本や東アジアの山地に自生するマタタビ科のつる性植物です。漢字では「木天蓼」と書きます。キャットニップがハーブ(草)なのに対し、マタタビは木に近いつる植物で、そもそも植物のグループからしてまったく別ものなんですね。
効く成分は「ネペタラクトール」を中心に、マタタビラクトンやアクチニジンなど複数の成分が含まれています。2021年に日本の研究チームが、この「ネペタラクトール」こそがマタタビ反応の主役だと突き止めて、世界中で話題になりました。名前がキャットニップの成分「ネペタラクトン」とそっくりですが、別の物質です。
お試しサイズ。どちらが夢中になるか、一度お試しを。
マタタビについて「なぜ猫はあんなに夢中になるの?」「安全な与え方は?」をくわしく知りたい方は、こちらの記事でまとめています。
違い① 植物の種類と産地

いちばんの根っこの違いは、そもそも別の植物だということ。
- キャットニップ:シソ科のハーブ(ミントの仲間)。ヨーロッパ・西アジア生まれで、欧米の定番
- マタタビ:マタタビ科のつる性植物。日本・東アジア生まれで、日本の定番
名前が混同されがちなのは、どちらも猫を似たような“うっとり状態”にするから。でも植物としては、リンゴとミカンくらい別ものだと思ってください。

へー、科目自体違うなんて思いもしなかった。そんなに違うのに猫に似たような反応が起こるんだね。
違い② 効く成分がちがう

猫を反応させる成分も別ものです。
- キャットニップ:おもにネペタラクトンという1種類の成分
- マタタビ:ネペタラクトールを中心に、マタタビラクトンやアクチニジンなど複数の成分が合わさっている
名前は似ていますが、ネペタラクト「ン」と、ネペタラクト「ール」は別の物質。マタタビは複数の成分が組み合わさっているぶん、より多くの猫に、より強く効きやすいと考えられています。これが次の「反応する割合」の違いにつながります。

マタタビには複数の成分が混在しているんだね。やっぱり「マタタビラクトン」が一番、猫に影響するのかな?
違い③ 反応する猫の割合

じつはここが、いちばん知っておくと役立つポイントです。すべての猫がキャットニップに反応するわけではありません。
キャットニップに反応するかどうかは遺伝で決まるとされ、反応するのはおよそ3匹に2匹ほど。残りの猫は、においをかいでも知らんぷり——でも、これは異常ではなく、まったく正常な個体差です。また、生後3〜6か月くらいまでの子猫は、まだ反応が出ないことも多いと言われています。

おもしろいのはここから。海外の研究では、キャットニップに反応しなかった猫の多くが、マタタビには反応したと報告されています。つまり——
- 「うちの子、キャットニップのおもちゃに無反応だな…」という場合でも、マタタビなら夢中になることがある
- 逆に、マタタビに反応しにくい子が、キャットニップで反応することもある
だから、片方で反応がなくても「この子は無関心なんだ」と決めつけなくて大丈夫。もう片方を試してみる価値があるんです。

オレオはマタタビでゴロゴロ転がりたくなっちゃうにゃ。でも15分くらいで我に返るにゃ。
違い④ 反応の強さ・出かた

どちらも、ゴロゴロ転がる・体をすりつける・うっとりするといった反応は似ています。反応が続く時間も、だいたい5〜30分ほどで、そのあとはケロッと我に返り、しばらく(30分〜1時間ほど)は同じものをあげても反応しにくくなる点も共通です。
そのうえで、ざっくりした傾向としては——
- キャットニップ:香りでかぐタイプ。反応はおだやかなことも多い
- マタタビ:強めに出やすい。粉末は反応がはっきり出ることが多い
ただし、これはあくまで“傾向”。反応の強さは猫それぞれなので、はじめてあげるときはごく少量からようすを見てあげてくださいね。
違い⑤ 形・買いやすさ

- キャットニップ:乾燥した葉や、葉を詰めたおもちゃ(けりぐるみなど)、スプレーが中心。海外メーカーのおもちゃに入っていることが多い
- マタタビ:粉末・枝(噛んで遊べる)・実・スプレーなど形が豊富。日本では粉末タイプがいちばん手軽で定番
どちらも猫用品店やネット通販で気軽に手に入ります。まずは少量パックから試すのがおすすめです。
なぜか「バナナ」。でもなんか可愛いおもちゃ。海外製は斬新で好きです↓
「ザ・日本!」というおもちゃですね。とても可愛いし、食べてくなります↓
結局、どっちをあげればいいの?

「どっちが優れている」というより、うちの子に合うほうを選ぶのが正解です。目安はこんな感じ。
- まず試すなら:手軽さなら日本で定番のマタタビ(粉末)。反応する子が多い
- マタタビに無反応だったら:キャットニップを試してみる
- 反応が強すぎる・興奮しすぎる子:おだやかに出やすいキャットニップや、効きの穏やかなマタタビの「枝タイプ」から
- どちらにも無反応でも:まったく正常。無理にあげる必要はありません
うちのオレオはマタタビ派ですが、キャットニップのけりぐるみもお気に入り。その日の気分で使い分けてあげるのも、いい刺激になりますよ。

オレオはこう見えて「Japanese」にゃから「マタタビ」がいいにゃ。どう見えてるかは、しらんにゃ。
安全に楽しむための、共通の注意点

マタタビもキャットニップも、適量を守れば安全な、猫の生活を豊かにしてくれる存在です。中毒を起こすようなものではありませんが、楽しく付き合うために、いくつかだけ気をつけてあげましょう。
- 少量・たまにを基本に。毎日大量に、はやめる(おもちゃ遊びのスパイス程度に)
- はじめては必ず少しから。興奮しすぎたり、まれにおなかをこわす子もいるのでようすを見る
- 子猫・シニア・持病のある子・妊娠中の子は控えめに。心配なら獣医さんに相談を
- 実や枝などは丸のみ・のどに詰める事故に注意。遊ぶときはそばで見守って
今、注目の口臭ケアにも期待できるマタタビ入りのおもちゃ↓
まとめ

- マタタビとキャットニップは、名前も効果も似ているけれどまったくの別植物(マタタビ科のつる植物 vs シソ科のハーブ)
- 効く成分も別もの(ネペタラクトール ほか複数 vs ネペタラクトン)
- キャットニップに反応するのはおよそ3匹に2匹。無反応でも正常で、その子もマタタビには反応することが多い
- 片方で反応がなくても、もう片方を試す価値あり。うちの子に合うほうを選ぼう
- どちらも適量なら安全。少量・たまに、を守ってあげれば、毎日のいい刺激になる
「マタタビとキャットニップ、何がちがうの?」のモヤモヤが晴れたでしょうか。どちらも猫の本能をくすぐる、自然からの贈りもの。うちの子の“好き”を見つけて、遊びの時間をもっと楽しくしてあげてくださいね。
猫の“なぜ?”をもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

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ブログ管理者:jyosui






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