こんにちは、jyosuiです!
※ 本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。紹介している商品は、記事の内容に沿って選んだものです。
2026年8月2日、さいたまスーパーアリーナの展示ホールで開かれた「第2回ねこフェス2026」に行ってきました。
猫まわりのイベントに行くのは、今年に入ってこれで4つめになります。2月に千代田区役所の「ちよだ猫まつり2026」と「Lovelyにゃんフェスタin東京2026」、4月に東京ビッグサイトの「インターペット東京2026」。われながら、よく行っています。
同じ「猫のイベント」でも、性格はずいぶん違います。ちよだ猫まつりは殺処分ゼロを目指す啓発とチャリティが軸で、愛護団体やクリエイターさんの色が濃い。Lovelyにゃんフェスタは猫グッズと猫好き向けのブランドが集まる場で、うちはここで「ねこいちゃ」のハンドクリームに出会いました。インターペットは約600社が5フロアに並ぶ総合見本市で、そもそも犬の展示もたくさんあります。

そのなかでねこフェスは、猫だけに絞ったうえで「学び」を軸にすえているのが特徴でした。規模ではインターペットにかないませんが、そのぶん一つひとつのブースでゆっくり話が聞けます。フードもトイレも防災グッズも実物が並んでいて、作っている人がその場にいる。ネットで調べているだけでは届かないところまで聞けるのが、こういう場のいいところだなと、あらためて思いました。
過去のレポートもあわせてどうぞ。インターペットは前編・後編に分けています。
この記事では、ねこフェス2026がどんなイベントだったかと、まわってみて「これは紹介したい」と思った出展者7つをまとめます。会社の情報だけでなく、ブースで実際に聞いた話もあわせて書いていきます。
先にお伝えしておくと、ここに挙げた7つは「全部買ってください」という話ではありません。うちで実際に使っているものもあれば、会場で初めて知ったものもあります。気になったところだけ、のぞいてみてください。

当日の小噺:当日、気合が入りすぎて、朝7時30分に現地入りしました。車で向かったのですが、さいたまスーパーアリーナのパーキングの入り口がよくわからず、近くのコインパーキングに駐車し、会場の場所と状況を確認。まだ誰も来ていませんでした💦車に戻り、8時30分頃にもう一度会場に行くと、扉が開いていて暑い中待つ必要がなくて助かりました。開場待ちエリアはそこまで広いわけではなかったですが、待機スペースとしては十分でした。開場前は、人気猫マンガ「ラーメン赤猫」のキャラクター「さぶちゃん」と実行委員長である「いとぅ〜先生」が雰囲気を盛り上げて演出が良かったです。
- ねこフェス2026って、どんなイベント?
- つくっている人たち
- まわってよかった出展者7つ
- 行ってみて、思ったこと
- これから行く人へ
- おわりに
ねこフェス2026って、どんなイベント?
ひとことで言うと、猫と暮らす人のための「体験型」の展示イベントです。企業ブースをまわって商品を実際にさわったり、キャットフードを試食させてもらったり、ステージで獣医師さんや専門家の話を聞いたりできます。
基本データ
| イベント名 | 第2回ねこフェス2026 |
| 日程 | 2026年8月1日(土)11:00〜18:00 2026年8月2日(日)10:00〜17:00 |
| 会場 | さいたまスーパーアリーナ 展示ホール (埼玉県さいたま市中央区新都心8/JR さいたま新都心駅から徒歩3分) |
| 入場料 | 1日券 1,000円(税込)/2日間セット券 1,500円 当日券 1,300円/高校生以下は無料 |
| 主催 | ねこフェス実行委員会 |
| コンセプト | ねこと人の暮らしを、もっと豊かに。 |
| 公式サイト | https://nekofess.com/ |
チケットは前売りのほうが安く、高校生以下は無料です。お子さんと一緒に行ける猫イベント、というのは意外と少ないので、ここは大きいなと思いました。
「学べる」がちゃんと入っている
猫のイベントというと、かわいいグッズを買って帰る場所、というイメージがありました。もちろんそれも楽しいのですが、ねこフェスは猫好き獣医師のいとぅ〜先生が監修に入っているぶん、「知識を持って帰る」ほうにもしっかり寄っています。
ステージでは獣医師さんや専門家による医療相談や飼い方の講座があり、猫系インフルエンサーさんとの交流企画も組まれていました。買い物と勉強が、同じ会場でできる。そういう作りです。
イベントのプロモーションとして、ひと月前にYoutubeで生配信があったのですが、そのときに「いとぅ〜先生」と「沢辺さん」が本気でこの企業の商品が「いい」という想いや、事前に企業オーディションをちゃんとして厳選した会社さんのみに絞っているという話がありました。
本当に猫のことを想っている主催者が、紹介しているという「信頼感」が、「本物の学び」となるベースとなっている事が、このイベントの最大の魅力だと感じました。

オレオのためにしっかり勉強してこいにゃ!オレオは頑張って留守番するにゃ。おみやげ期待してるにゃ♪
つくっている人たち

イベントの性格は、誰がつくっているかでだいたい決まります。ねこフェスはねこフェス実行委員会の主催で、中心にいるのがこのお二人です。
実行委員長・監修 — 猫好き獣医師 いとぅ〜先生
本名は伊藤文也さん。イース動物病院の院長で、YouTube「ねこ好き獣医いとぅー先生」を運営されています(登録者は約6.4万人※26年8月時点)。
ポイントは、いまも現役で診察をしている先生だということです。動画で情報を出している獣医師さんはたくさんいますが、日々診察室にいる人がイベント全体を監修していると、内容が「バズる話」ではなく「診察室で実際に困っている話」に寄ります。ねこフェスに医療相談や飼い方講座がちゃんと入っているのは、たぶんそういう理由です。
Youtubeでの生配信では、酒飲み配信が有名ですが、そのイメージとはまた違った、「イベントの総責任者」の顔が見られました。メインステージで行っていたイベント「Fude Rock」では、自ら参加し、独特のタッチで絵を書いて会場を笑いに包むなど、人柄を感じる楽しいステージに作り上げて盛り上げていました。
副実行委員長 — キャットブリーダー沢辺(沢辺雅斗さん)
B-CaLL株式会社の代表取締役で、YouTube「キャットブリーダー沢辺」として活動されています(登録者は約14万人※26年8月時点)。猫のブリーダーであり、猫専門のプロショップも運営されている方です。
獣医師の先生と、ブリーダーさん。この2人が組んでいるところが、このイベントの面白いところだと思いました。「病気になってからの話」と「迎えるときの話」は、どちらも猫と暮らすうえで避けて通れないのに、ふだんは別々の場所で語られがちです。それが同じ会場に並んでいる、という感じでした。
なお、副実行委員長はもうひとり、株式会社ANIMANECT代表取締役の飯塚秀幸さんが事務局長を兼ねて務められています。
沢辺さんとは、イベントで過去2回お話させていただいたことがあり、どちらの時も人当たりがよく、話しかけやすい雰囲気の持った方です。今回のイベントのMCも、紹介する会社さんを引き立てる素晴らしい回しを披露していました。好感の持てる方で、今後もYoutubeを見て勉強したいと思います。
沢辺さんイベントの過去の記事はこちら↓
まわってよかった出展者7つ
ここからは、実際にブースをまわって「これはうちのブログで紹介したい」と思ったところを7つ挙げます。フード、日用品、医療、防災、そしてキャラクターまで、ばらばらのジャンルになりました。
先にひとつ書いておくと、このうち3つ(フェリウェイ・ママクック・シャンメシャンのスーパー脱臭)は、うちで実際に使っているものです。会場で初めて知ったものと、もう使っているものが混ざっています。そのあたりも正直に書いていきます。
並び順に優劣はありません。気になったところだけ読んでください。
① フェリウェイ(FELIWAY)— 猫のフェロモンで、環境をととのえる

| 製品 | 猫用フェロモン製品「フェリウェイ」 |
| 開発元 | フランス Ceva Santé Animale |
| 日本での展開 | セバ・ジャパン株式会社と物産アニマルヘルス株式会社の2社(2026年5月、この2社を統合する合弁会社「セバ物産アニマルヘルス」の設立が発表されました) |
| おもな製品 | フェリウェイ スプレー 60mL(1998年発売)/専用拡散器+リキッド 48mL(2001年発売)/リキッド交換ボトル/フェリウェイ フレンズ(多頭飼育向け・2026年5月7日発売) |
| 買えるところ | 全国の動物病院 |
| 公式サイト | フェリウェイ公式/セバ・ジャパン/物産アニマルヘルス |
猫が頬をこすりつけたときに出す「安心のしるし」——あのフェロモンを再現した製品です。日本では1998年から売られていて、猫まわりのフェロモン製品としては歴史のあるほうになります。
ブースで案内してくださったのは、物産アニマルヘルス株式会社のマーケティングの方でした。フェリウェイの日本での展開を担っている会社のひとつです。
恥ずかしながら、私はこの会社の名前を知りませんでした。調べてみると、動物用医薬品を軸に、犬猫だけでなく牛・豚・馬から養殖魚まで扱っている会社で、犬向けの再生医療製品も手がけています。ふだん飼い主の目に触れるのは動物病院で処方される薬なので、名前が表に出にくいだけなのだと思いました。
もうひとつ。2026年5月には、多頭飼育向けの「フェリウェイ フレンズ」が発売されています。この製品は、セバ・ジャパンと物産アニマルヘルスの2社の連名で発表されました。
じつは同じ月に、この2社を統合する合弁会社「セバ物産アニマルヘルス」の設立も発表されています。フランスのCeva社が筆頭株主となり、三井物産が引き続き支えるという形です。フェリウェイをめぐる体制は、いままさに動いているところなんですね。
ちなみに、フレンズのほうは、うちはオレオだけなので試していません。ただ多頭飼育の方で猫同士の相性に悩んでいる方は、かかりつけで聞いてみる価値はあると思います。
この「フェリウェイ フレンズ」、いままでの「フェリウェイ」が『フェイシャルフェロモン』という顔から分泌されるテリトリーマーキングで使用するフェロモンに対し、『アピージングフェロモン』という乳腺領域から分泌されるフェロモンで、家庭内での猫同士の調和をサポートする効果があるとのこと。要するに多頭飼育時の猫同士の不和を抑制できるというものだそうです。
「フェリウェイ」はうちで実際に使っています。

うちの場合、スプレータイプを病院やトリミングサロンに行く15分ほど前に、8プッシュほどキャリーに噴霧しています。
ただ、これをやっているところをオレオに見られると、「これは病院に連れ出されるにゃ!」という感じで警戒して逃げ出しますが、連れ出した後、キャリーの中で大人しくしているので、効き目はあるようです。
プラグタイプについて、正直に短所から書くと、気軽に買えるほど安いものではありません。拡散器は本体を買って、そのあとリキッドを足していく形なので、続けるとそれなりの出費になります。そして効き方には個体差があって、「置いた瞬間に変わった」という劇的なものでもありません。
それでも使う価値があるというのは、「しつけ」の観点からではなく「環境」から手を入れられる数少ない道具だからです。粗相や爪とぎ、引っ越しや来客のストレス。猫の困りごとは、叱って直るものなど皆無と言っても過言ではありません。猫のほうを変えるのではなく、部屋の空気のほうを変える——この考え方が根底にあり、最良なのかもしれません。
ただし、これを置けば必ず解決する、という魔法の道具ではありません。とくに、体の病気が原因で起きていることには効きません。粗相が続くなら、まず病院で体のほうを確かめてください。そのうえで環境を整える手のひとつ、という順番がいいと思います。
【フェリウェイ】
【フェリウェイ フレンズ】
【フェリウェイ スプレー】
ねこフェスの会場でお話しが盛り上がり、こんな素敵な物を頂きました↓

② PAW’S GREEN DELI(パウズグリーンデリ)— 人の食品のプロがつくる、毎日のごはん

| 業務内容 | 猫・犬用フードの企画・製造・販売(ウェットフードと、フリーズドライ) |
| 特徴 | 人の食品製造の技術でつくる。保存料・着色料・香料などの添加物 無添加、ヒューマングレード、国産素材 |
| ラインナップ | ウェット=総合栄養食(グルメデリ)/腸・ヘルスケア/フードアレルギーケア ほかにフリーズドライ(総合栄養食・2025年7月発売) |
| 理念 | 「ペット」を超えた「家族」のためのごはん。1日でも長生きしてほしい、という想いから |
| 公式サイト | https://paws-green-deli.com/ |
「人の食品をつくっているプロが、本気で猫のごはんをつくったら」というブランドです。新鮮な素材をベースに、必要なビタミンとミネラルを足して総合栄養食に仕上げている点が特徴です。
ウェットフードは、水分がとれるのが最大の利点です。猫はもともと水をあまり飲まない動物なので、ごはんから水分を入れられるのは大きい。腸ケアやアレルギーケアといった目的別のシリーズがあるのも、選ぶ側としてはありがたいところでした。
正直に書くと、ウェットフードは総じてドライより割高です。全部を置きかえるのは、うちも現実的ではありません。トッピングにする、水分をとらせたい日だけ使う、といった付き合い方から始めるのが無理がないと思います。
最近はフリーズドライにも力を入れているそうです
ブースでうかがって知ったのですが、ウェットだけの会社ではありません。2025年の夏からフリーズドライも出していて、いまはそちらにも力を入れているとのことでした。
こちらも総合栄養食で、国産・ヒューマングレード・無添加という考え方は同じ。ウェットの「グルメデリ」と同じレシピと素材を使っているのだそうです。
製法がちょっと変わっていて、素材を一度「蒸してから」フリーズドライするのだとか。あとで出てくるママクックが「生のささみをさばいてすぐ瞬間凍結し、そのまま乾かす」やり方なので、同じフリーズドライでも狙いが違うのがおもしろいところです。
使い方も幅があって、そのままカリカリとしてあげる、水やウェットで戻す、砕いてふりかけにする、一粒ずつごほうびにする——の4通り。水で戻せばウェットに近づき、そのままなら軽くて保存がきくので、さきほど書いた「ウェットは割高で全部は置きかえられない」という悩みに対する、ひとつの答えにはなっていると思いました。
なぜ「残留抗生物質」まで見るのか
ブースでいちばん時間をかけてうかがったのが、この話でした。
抗生物質そのものは、治療に必要な薬です。問題になるのは、それが食べる部分に残ったままのものを、毎日・長期間食べ続けること。残った抗生物質をとり続けると、体や環境のなかで薬が効きにくい菌(耐性菌)が増えていくことがあります。そうなると——その子がほんとうに病気になったとき、お薬が効きにくくなるかもしれない。
ペットフードでとくに問題になりやすい理由も、2つ挙げられていました。ひとつは、ペット用は人の食品ほど基準の運用が厳格ではないこと。もうひとつは、猫は毎日、何年も同じごはんを食べ続けるということです。日によって献立が変わる人間の食事とは、そこがまるで違います。
そのうえで、Paw’sがやっていることは具体的でした。
- 魚は養殖ではなく天然のものを使う(抗生物質を投与されていないため)
- ささみは残留抗生物質の検査をクリアしたものだけを使う
- しかもその検査は肝臓で行う。血液だと数値が速く下がってしまうので、肝臓のほうが残留を正確につかめるから
「無添加」と書かれたフードはたくさんあります。でもここは、そこからさらに一段、素材そのものの履歴まで見にいっているわけです。人の食品をつくってきた会社だから、という説明にも納得がいきました。
「腸を整えることが、薬を減らすことにつながる」
そしてもうひとつ、ブースでうかがってなるほどと思った考え方があります。これは公式サイトのコラムには書かれていなかったので、その場で聞けたのが収穫でした。
——腸内環境を整えておくと、体調を崩しにくくなる。体調を崩さなければ、抗生物質を使う場面そのものが減る。
言われてみれば当たり前なのですが、この会社が「入れないもの(残留抗生物質)」と「入れるもの(腸にはたらくもの)」の両方をやっている理由が、これでつながりました。食べ物から入ってくる抗生物質は減らす。同時に、そもそも薬のお世話になる回数を減らしていく。向きは同じなんですね。
実際、「腸・ヘルスケア」のシリーズには、オオバコ由来の食物繊維サイリウムと乳酸菌100億個が入っています。うんちそのものと、うんちをつくる腸の両方に手を入れる、という考え方です。
このフードの存在意義
ここまで聞いて、このブランドの芯がはっきりしました。「毎日・長期間食べるものだから、入るものと入らないものを管理する」——ひとことで言えば、それだけです。
- 入れない側:保存料・着色料・香料。さらに残留抗生物質まで
- 入れる側:腸にはたらくもの(サイリウム・乳酸菌)を、目的別に足す
そして、この2つが行きつく先は同じです。いま健康な子の毎日のごはんが、将来その子が病気になったときの「お薬が効くかどうか」につながっている。すぐには目に見えません。それでも毎日のことだから、積み上がる。
もちろん、ごはんを変えれば病気にならない、という話ではありません。体質もあれば、運もあります。それでも「毎日のことだから、選べるところは選んでおく」——そういう考え方の会社なのだと受け取りました。
※ ひとつ補足を。「腸・ヘルスケア」のシリーズは栄養補完食です。これだけで食事が完結するものではないので、総合栄養食といっしょに使ってください。
③ 株式会社わんにゃん応援隊 — 「いつもの場所」で、最期まで診てもらう

| 何をしている | 動物病院の経営、動物病院フランチャイズ本部の運営、動物病院に関するコンサルティング。ほかにペットフード・用品の販売、トリミング、ペットシッター、しつけ指導、動物の保護に関する業務など |
| 所在地 | 東京都千代田区九段南3-8-3 |
| 理念 | 医療・予防・生活指導・終末期ケアのすべてを、いちばん安らげる「いつもの場所」へ届ける |
| 公式サイト | https://wannyanoentai.co.jp/ |
ここは商品ではなく、獣医療のしくみそのものを変えようとしている会社です。掲げている問題意識が、読んでいてぐっときました。
愛する家族の最期に「もっとできたはずだ」という後悔が生まれるのは、愛が足りなかったからではない。正しい情報と、安心して選べる選択肢が足りず、通院や介護の大変さが希望を閉ざす壁になっているからだ——という考え方です。
介護の記事を書いたときに、まさに同じところで詰まりました。通院そのものが体力勝負になり、シニアになるほど「連れて行くかどうか」で迷う。その迷いを減らす方向に、医療のほうから手を伸ばしている会社だと理解しています。
なお、事業のなかにはペット保険の代理店業務も含まれています。うちのブログではペット保険はすすめていません(貯蓄で備える考え方をとっています)ので、そこは事業内容の紹介にとどめておきます。
腎臓病予防ミニ講座(ねこフェス特別講座)
この日、ミニステージで「腎臓病予防」についての公演イベントが有り、その話が目からウロコだったので載せたいと思います。
猫は「慢性腎臓病」が頻出の動物。患ってしまうと完治はできない病気です。その場合は、いかに進行を緩やかにするかが治療方針になってきます。なので、一番大事なのが「予防」です。そのためにはこの3つが大切。
- 水分を摂取させること:猫の体重1kgに対し40〜50mlを目安に摂取させる。
測る方法は市販の目盛りのついた給水器を使用するなど。
また、猫は器の素材や形で好んで飲むことがあるので色々試すといい。 - 尿検査を定期的にする:おしっこの状態で「慢性腎臓病」かどうか判断が可能。特に色が薄くて
多めのおしっこが出る場合、腎臓で「おしっこを濃くする働き」がデイカしているサインかも
知れません。検査方法は、新鮮なおしっこを病院に持っていって診てもらう、もしくは猫を
病院に連れて行って採取してもらい診てもらう。 - ごはんに新鮮な「サバ・アジ」の刺身を小さく切って少しだけ一緒に与えるのが予防になる。
オメガ3脂肪酸を摂取することが鍵とのこと。
3つ目は知りませんでした。むしろ食べさせると良くないとも言われている食材と思ってましたが、少量あげるのはいいそうです。ただ、これに関しては、かかりつけの獣医師さんに相談しながらがいいかもしれません。
④ ねこまんまのポチ — 30年ぶりに帰ってきた猫まんが

※実際の作品とは絵が異なります。
| 何 | 猫のキャラクター/まんが作品 |
| 初出 | 1989〜1992年、学研「科学」「学習」に連載 |
| いま | 2025年からSNSで発信を再開。新作エピソードと、過去エピソードの新規描き下ろしによるリメイクを公開中 |
| 展開 | X・Instagram・YouTube(いずれも @nekopochi_off)/LINEスタンプ |
今回、「まんが作品」を取り上げて紹介したのには理由があります。
ねこフェスでは出展者さんに「ごめんなさい、あまり覚えていないです」と言いながら、帰ってからよく見ると、「このキャラクターなんか見たことある」と思い、調べたら私の入院時代(小5・小6)に学研をやっていた子に見せてもらった記憶が蘇ってきたのです。
1989年から1992年にかけて、学研の「科学」と「学習」——あの、「まだかな、まだかな〜♪」でおなじみの(時代を感じますね)、購読の家庭に「おばさん」がお届けするスタイルの付録つき雑誌です——に連載されていた猫まんがが、2025年からSNSで復活しています。しかも過去作をそのまま出すのではなく、新しく描き直したうえで、新作エピソードも足しているとのことでした。
同世代の方には、たぶんこの説明だけで刺さると思います。その時代も、確かに「猫の漫画」などの猫キャラクターって人気があって、子供に親しまれていたんだなぁとしみじみ思いました。
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⑤ ママクック — 国産・無添加のフリーズドライささみ

| 会社 | ママクック株式会社 |
| 何をしている | フリーズドライを中心とした犬猫用おやつ・トッピングの製造販売 |
| 看板商品 | フリーズドライのササミ 猫用(150g/30g)、粒タイプ 18g、ささみふりかけ 25g |
| 特徴 | 国内産の生鶏肉をさばいて並べ、瞬間凍結してそのままフリーズドライ(ダイレクトフリーズドライ加工)。肉汁と栄養が残る |
| 理念 | すべて国産原料を使い、何も加えず何も引かず。保存料・着色料などの添加物は一切不使用 |
| 公式サイト | https://www.mamacook.co.jp/ |
猫を飼っている方なら、ペットショップやホームセンターで見かけたことがあるかもしれません。ささみをフリーズドライという高度な技術で素材のままという、とてもわかりやすいおやつです。
これも、うちの定番です。短所を先に書くと、おやつとしては安くありません。同じ量なら、もっと手頃なものはいくらでもあります。それと、かたまりのままだと食べにくい子もいます(うちは粒タイプとふりかけを使い分けています)。
おもしろかったのが製法の説明でした。ふつうは加工の途中で味も栄養も逃げていくのですが、生の鶏肉をさばいてすぐ瞬間凍結し、そのままフリーズドライするため、肉汁(ドリップ)が残る。だから食いつきが違う、という理屈です。無添加でつくると歩留まりが悪く色も落ちやすいけれど、それでもやる、と書かれていました。
それでも続けているのは、原材料が「鶏ささみ」だけで、何が入っているか迷わなくていいからです。おやつはどうしても「よくわからないものを足している」うしろめたさがつきまといますが、これはそれがありません。ごはんを残す日にふりかけて食べさせる、という使い方もできます。
ひとつだけ気をつけたいのは、おやつもカロリーだということです。食いつきがいいぶん、つい足してしまいます。うちはオレオの体重管理でそこにつまずいたので、あげる日は主食のほうを少し減らす、という付き合い方にしています。
この日のファーストステージは「ママクック」さんでした。フリーズドライ製法の説明、乾燥には24時間以上掛けること、スナギモミックスなど小粒のものは猫の運動に活用できること(投げて取りに行かせる)、飼い猫の情報を聞いておすすめのママクックを紹介するなどとても楽しい時間でした。ちなみに、ママクックさんは、普段このようなイベントに出展することは少なく、珍しいとのこと。ママクックファンとしては絶対外せないイベントでした。
ねこフェスとはそこまで関係ないのですが、うちのオレオ、最近まではささみスナギモミックスとかをよく食べていました。そもそもささみ味は好きじゃないみたいで、ほかのささみ味は全く食べませんでした。だから「ママクックのささみは食べるんだ、不思議だな」と思っていたら、近頃あまり好んで食べなくなってしまい、「ご褒美おやつ」として使えないと困っていたんです。
ママクックさんのレパートリーを甘く見ていました。
ダイスカットされた「マグロ」があったんです!
早速食べさせたら「目の色」変えて食べていました。
まだまだママクックさんにはお世話になります☺️

⑥ シャンメシャン(Chien Méchant)/有限会社キタガワ — 自然派のケア用品

※商品のイラストは実際の商品とは異なるものです。
| 会社 | 有限会社キタガワ |
| 何をしている | ペット用品・化粧品・日用品雑貨の販売と、OEM製造(プリント・裁縫、化粧品) |
| 看板商品 | シャンメシャン 自然のシャンプー |
| 取扱カテゴリ | シャンプー・リンス、イヤークリーナー、スキンケアクリーム、消臭剤、トリミング用品、首輪・ハーネス・リード、キャリーバッグ など |
| 公式サイト | https://shop.kitagawa7771.jp/ |
「シャンメシャン 自然のシャンプー」を軸に、体をふく・耳を掃除する・においを消すといった日々のケアまわりをひととおり扱っているメーカーです。猫イベントにもよく出展されているそうです。
そして今回、ブースでいちばん推されていたのが「スーパー脱臭」でした。これは、うちでも使っています。
今回の推し —「スーパー脱臭」

猫と暮らしていて、においで困る場面はどうしても出てきます。トイレまわり、吐いてしまったあと、ケージやベッド。うちも例外ではありません。
この「スーパー脱臭」、香りでごまかすタイプではないので、使った瞬間に「いい匂いになった」という気持ちよさはありません。無臭のほうへ持っていく製品です。華やかさを期待すると拍子抜けすると思います。ただ、猫にとっては香りが嫌な子が多いんですけど。
そこがうちで愛用している理由の一つですが、もう一つ、次亜塩素酸や二酸化塩素を使っていない事も魅力です。水道水の浄化に使われる硫酸アルミニウムを応用した消臭・除菌剤で、猫が舐めても害がないとされています。猫は床でも自分の体でも、気になったところを結局なめます。そこに気をつかわなくていいのは、想像以上に楽でした。アンモニア臭に強く、においが戻りにくいのも助かっています。
もうひとつ。トイレの粗相のあとに使う消臭剤は、選び方を間違えると逆効果になります。アンモニアを含む洗剤はおしっこのにおいに似ているので、同じ場所でくり返す原因になることがあるからです。この話はトイレの記事にくわしく書きました。
ケア用品もひととおり
猫は基本的にシャンプーが要らない動物ですが、長毛の子や、シニアになって自分で毛づくろいしきれなくなった子には、部分的なケアが必要になる場面があります。うちのオレオも長毛なので、おしりまわりや足先だけ何とかしたいという日がときどきあります。そういう「全身は無理でも、ここだけ」に応えてくれる商品が並んでいました。
※ ブランド名は「シャンメシャン」「シアンメシャン」と表記がゆれています。この記事では公式の商品名にならってシャンメシャンとしています。
ブースには妻がすでに寄っていたので、寄るつもりはありませんでした。しかし、出展者の方の「猫耳姿」に惹かれて、ついつい話しかけてしまいました。実際にうちでもオレオをお迎えした頃から使用させていただいています。色々試してみたのですが、少し独特の匂いがする消臭剤や匂いでごまかしているものなど、オレオが満足するものが結局シャンメシャンのスーパー消臭しかありませんでした。
今回のフェスでも妻が詰替え用を1つ購入していました。
⑦ 特定非営利活動法人ペット災害危機管理士会 — 「そのとき」に、猫を守れるか

| 設立 | 2021年12月。全国のペット災害危機管理士®の有資格者とともに設立 |
| 目指すもの | 人もペットも困らない、災害に強いペット社会の構築 |
| 活動 | 自治体との連携、ペット飼養者の災害救援活動、ペット共生まちづくりの推進、ペット防災事業、ペット防災パートナーシップ事業、広報事業 |
| 資格 | ペット災害危機管理士® 1級〜4級。4級は飼い主向けの入門、1級は自治体や避難所運営にも関わる指導者向け |
| 公式サイト | https://petsaigai.com//ペット防災教育ナビ |
今回いちばん、背筋が伸びたブースでした。
「自助・共助・公助」を掲げて、飼い主個人の備えだけでなく、自治体との関係づくりや避難所の運営にまで踏み込んでいる団体です。資格が4級から1級まで段階になっていて、4級は飼い主向けの入門編。つまり専門家でなくても学べる入口が用意されているということです。
正直に書くと、うちの備えは十分ではありません。フードと水のストックはありますが、避難所に猫を連れて行けるのか、ケージはどうするのか、はぐれたらどうやって探すのか——考えたことはあっても、決めてはいませんでした。
ここも、脅すつもりはありません。ただ「うちはどうするか」を一度だけ家族で話しておく、それだけでもずいぶん違うのだと思います。
はぐれたときの備えという意味では、GPS首輪も選択肢のひとつです。こちらにまとめています。
ブースでお会いした団体 — ののいち にゃんこのおうち(石川県野々市市)
| どんな団体 | 石川県野々市市を拠点に活動する、地域猫活動のボランティア団体 |
| 活動 | TNR(+M)・地域猫活動、保護猫の里親探し、能登半島地震の被災地での猫の保護、ペット防災セミナー、チャリティーイベント |
| スペイクリニック | 2022年春、飼い主のいない猫の不妊手術専門「TNRののいちアニマルクリニック」を開院(北陸初) |
| 考え方 | 野良猫を殺傷せずに確実に減らし、地域の住環境を改善する。「人にも猫にも優しい」活動 |
| 譲渡会 | 月2回(ラスパ白山、ペットショップwith) |
| 公式サイト | https://nyankonoouti.jimdofree.com//Instagram @nyankonoouti |
このブースでお話をうかがえたのが、この会に関わる団体のひとつ、石川県野々市市で地域猫活動をされている「ののいち にゃんこのおうち」さんです。
じつは、このブログで前にもお会いしています。江戸川区で開かれた「第8回 江戸川区地域猫セミナー」で、石川県から招かれた講師として、能登半島地震の動物支援とペット防災についてお話しされていた方です。そのときのレポートがこちらです。
あのときは客席から聞いていた話を、今回はブースで直接うかがえました。災害の話が「そういうこともある」ではなく「実際にやってきた人の話」として出てくるのは、やっぱり重さが違います。
活動の中心はTNR——飼い主のいない猫を捕まえて(Trap)、不妊手術をして(Neuter)、元の場所へ戻す(Return)取り組みです。2022年春には不妊手術専門のスペイクリニックまで自分たちで開院されています。「かわいそうだから助ける」の先にある、数を減らして次の不幸を生まないための地道な作業を、しくみごと作ってしまった、ということだと理解しました。
遠方の団体なので、うちが直接お手伝いできることは多くありません。それでも、知っておくこと、たまに見にいくことはできます。里親募集や支援の受け付けは公式サイトとInstagramで告知されています。
そもそも地域猫活動とはどういうものか、支援にはどんな方法があるのかは、こちらにまとめています。
ねこフェス会場では災害が起きた際に、避難所へ向かう事を想定し、「猫の重さのキャリー」と「猫と自分たちの防災リュック」を背負った時にどれだけ大変かを「体験的」に学べるブースとして出展していました。江戸川区のセミナーで忘れられない「災害と動物救護」のお話をしてくださった当人が、目の前でその時と変わらない熱量で、「災害について」を実践さながらの体験で訴え続けている姿に、また感動しました。セミナーではほとんど喋ることができなかったので、個人的には再会できて嬉しかったです。
行ってみて、思ったこと
今年に入って、いくつもの猫に関するイベントに足を運びました。どのイベントも沢山の人で賑わい、盛り上がっていました。
ただ、今回のイベントは他のイベントと全く違うことがこの点でした。
主催者が利益とか関係なく、自ら準備し、自ら最前線で盛り上げ、
尚且つ楽しんでいる姿を直接見られる。
実は、ちよだ猫まつりでもそれを感じていましたが、それでも地域猫活動や保護猫活動などの寄付金(とても大事な活動なので、全面的に応援しています)という目的もあるのも事実です。
ねこフェスの目的は「飼い主さんと猫にいいものを提供し、来場したゲストが楽しめて学びになる」を主催者と出展者がしっかり共有して来場者さえも、みんなで作り上げている感がありました。
大きなイベントではおおよそ難しい「一体感」がそこにはあったのです。
個人的には最後までいて、何なら捌けるところまで手伝ってもよかったなと思うぐらい、素晴らしいイベントでした。
来年のイベントも期待しています。
これから行く人へ
来年、もし第3回が開催され、その時には「足を運びたい」と感じた方、前売り券は必須です。
当日券は、開場後直ぐに販売開始になりますが、入場は13:00からになってしまうので、楽しむ時間が半分になってしまいます。折角ならOPENから入って楽しむほうがいいと思います。私みたいに「1番」に並ぶ必要はありませんが。
私は車で伺ったのですが、公共交通機関でもアクセスがいいので、気楽に遊びに行けます。
ガチ勢になりたいなら「1〜2泊程度のスーツケース」持参で、サンプルと購入品でパンパンにするのもいいかもしれません。
おわりに
猫と暮らしていると、情報はだいたい画面の中から入ってきます。それで足りることも多いのですが、作っている人の顔を見て、実物をさわって、その場で質問できるのは、やっぱり別ものでした。
買わなくてもいいと思います。当然ながらうちも全部は買っていません。それでも、「こういう選択肢があるんだ」と知っておくだけで、いざというときの迷いが減る。今回いちばんの収穫は、たぶんそこでした。
猫と会えるイベントという意味では、保護猫の譲渡会もおすすめです。こちらもあわせてどうぞ。
おうちでの健康チェックについては、こちらにまとめています。会場で聞いた話とあわせて読んでいただけたらうれしいです。


ねこフェスは主催者の思いが「全猫のために開催するんだ!」という意思を感じました。ほかの猫イベント以上に心置きなく楽しめます。戦利品もこんなにw
ブログ管理者:jyosui
〜 テイルズ・オブ・オレオ 第一章 〜
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