こんにちは、jyosuiです!

抱き上げたときに、あれ、軽くなった気がする。背骨のごつごつが、前より手に当たる。——シニア期に入った猫の体重が落ちてきたとき、多くの飼い主さんがまず考えるのは「もっとカロリーの高いごはんに変えようかな」ということだと思います。
その気持ち、とてもよく分かります。食べさせてあげたい、太らせてあげたい。目の前でできることを、すぐにしてあげたいですよね。
ただ、調べていくうちに順番を間違えると遠回りになってしまうことが分かってきました。この記事では、フードを変える前に確かめたいことと、そのうえでごはんを選ぶときの数字の見方を、順を追ってまとめます。


毎日の食事管理でと定期的な体重測定が変化の気付きにつながるにゃ。オレオも食べすぎて少し太ってたことあるにゃ。
※ 本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。紹介している商品は、記事の内容に沿って選んだものです。
まず — 高カロリーのフードを探す前に、動物病院へ

いちばん最初にお伝えしたいのが、これです。「高齢猫の体重減少は、まず病気を疑うところから」が鉄則です。
ペットフードメーカーの解説によると、10歳以上の猫のおよそ1割が腎不全、およそ1割が甲状腺機能亢進症を抱えているとのこと。合わせると、5頭に1頭ほどになります。「歳だから痩せてきたのかな」と思っていた変化の裏に、これらが隠れていることは決してめずらしくないようです。
そしてもうひとつ、知っておきたいことがあります。高カロリーのフードは、消化器に負担をかけることがあるという点です。嘔吐や下痢につながることもあるそうで、カロリーの高さだけを頼りに選ぶのは、あまりすすめられていません。
つまり——痩せてきた子に高カロリー食を出すのは、原因によっては弱っている胃腸にさらに負担をかけてしまうことになりかねません。だからこそ、順番は「病院がさき、ごはんはあと」なのだと思います。
逆に言えば、原因が見つかれば治療で体重が戻ることもあるということです。ごはんを一生懸命探す前に、まず一度動物病院で診てもらえたらと思います。

体重が減ったり、なにか気になる変化があった場合にすぐに相談できる主治医などを予め作っておくと、いざというときに解決が早いです。
どのくらい減ったら「痩せた」?

毎日見ていると、少しずつの変化には気づきにくいものです。目安になる数字を置いておきます。
数字で見る — 5%が目安
体重が5%減ったら、気にかけたいラインです。4kgの子なら200g、5kgの子なら250g。「たった200g」と思われるかもしれませんが、体重4kgの猫にとっての200gは、60kgの人が3kg減るのと同じ割合になります。
大切なのは、1回の数字より「いつから、どのくらいのペースで」です。半年かけて200gなのか、1ヶ月で200gなのかで、意味がまるで変わってきます。
はかり方 — 抱っこで引き算
とりあえず、猫用の体重計がなくても大丈夫です。自分だけで体重計に乗る → 猫を抱いて乗る → 引き算する。この方法なら今日からできます。
うちでは週に1回はかるようにしています。おすすめしたいのもこのペースです。とはいえ毎週となると大変なので、せめて月に1回は——という気持ちでいます。大事なのは回数より「同じ曜日・同じタイミングで続けること」。ごはんの前後でも数十gは変わるので、条件をそろえるほうが変化を拾いやすくなります。
スマホのメモに一行残しておくだけで、受診したときに「いつから」を正確に伝えられます。
抱っこ引き算の、ちょっとした限界
ただ、この方法をしばらく続けていて気づいたことがあります。人用の体重計は、たいてい100g単位だということです。
しかも「自分の体重」と「抱っこしたときの体重」を引き算するので、誤差も2回分のってきます。体重計も「精密」とまではいかないので、一人で乗ったときと、愛猫を抱っこして乗ったときとで、自分の体重が若干違うこともあると思います。
4kgの子の5%は200g。その200gを、100g単位の引き算で拾うのは、なかなか難しいのが正直なところです。「減ってるかも?」と思ってから確信が持てるまでに、どうしても時間がかかってしまいます。
ペット用の体重計があると、変化が早く見えます
そこで選択肢に入ってくるのが、ペット専用の体重計です。
たとえば「ペットくん」は、5g単位ではかれて、最大20kgまで対応しています。100g単位だったものが5g単位になる——これは20倍こまかく見えるということです。
5g単位だと、「先週より30g減った」くらいの小さな変化がその週のうちに分かります。200g減ってから気づくのと、30gの段階で「あれ?」と思えるのとでは、動物病院に相談するタイミングがずいぶん変わってきますよね。
そして、その子を直接のせるだけ。自分の体重を引き算する必要がないので、誤差がのる場面がそもそもありません。20kgまで対応しているので、体格のいい子でも、多頭飼いのお家でも1台で足りますね。
もちろん、まずは抱っこ引き算から始めてかまわないと思います。ただ「痩せてきたかもしれない」といま感じているなら、こまかくはかれる1台があると、確かめるまでの時間を短くできます。
【ペット専用体重計】オレオも愛用の「ペットくん」。週1回の体重測定をオレオ自らこの体重計に乗るように「この白い板に乗るとおやつがもらえるにゃ」と学習して、ペットくんを持ってくると、地面に置くまで目の前で待っています。それぐらい好きな白い板のようです↓
手で触ってわかること
もちろん、まずは抱っこ引き算から始めてかまわないと思います。ただ「痩せてきたかもしれない」といま感じているなら、こまかくはかれる1台があると、確かめるまでの時間を短くできます。

毛が長い子だと、見た目では分かりにくいこともあります。そっと撫でながら、こんなところを確かめてみてください。
- 背骨 — ごつごつが手に当たるようになってきていないか
- 肋骨 — 軽く撫でただけで一本一本を数えられる状態は、少し痩せぎみかもしれません
- 肩甲骨・腰骨 — 出っぱりが目立ってきていないか
- 後ろ足の太もも — 筋肉が落ちると、ここが細くなってきます
体重が変わっていなくても、脂肪が減って水分がむくみで増えているということもあるそうです。数字と手触り、両方で見ておけると安心ですね。
この手触りには、名前がついています ―「BCS」

いま確かめてもらった「背骨や肋骨の当たり方」「太もものやせ具合」——じつはこれ、動物病院でもそのまま使われている見方です。BCS(ボディ・コンディション・スコア)と呼ばれていて、体を触った感触から、太りぐあい・やせぐあいを段階で表すものだそうです。
体重が「その子にとって重いか軽いか」は、じつは数字だけでは分かりません。骨格の大きさは一頭ずつ違うからです。そこで「肋骨にどのくらい肉がのっているか」「上から見たときのくびれ」「横から見たおなかのライン」を手と目で確かめて、体格に左右されない形で見よう、というのがBCSの考え方です。
猫では、5段階(1〜5)、または9段階(1〜9)で表すことが多いようです。5段階なら、まんなかの「3」が理想とされています。
- やせすぎ(1〜2) — 肋骨や背骨が、さわるとすぐ分かる。くびれがくっきり、おなかがへこんでいる
- 理想(3) — 肋骨は、うっすら脂肪ごしに触れる。上から見て、ゆるやかなくびれがある
- 太りすぎ(4〜5) — 肋骨がさわりにくい。くびれがなく、おなかがたれてくる
数字で覚える必要はまったくありません。ただ、「肋骨がさわってすぐ分かるようになったら、少しやせぎみのサイン」——この感覚だけ手に残しておくと、体重計に乗せなくても、なでているときにふと気づけます。
受診のときに「最近、肋骨がさわりやすくなった気がします」と伝えると、獣医師さんもBCSの物差しですぐに受け取ってくれます。体重の数字とあわせて、話がぐっと早くなります。

理想体型とかこういう知識がある飼い主さんはオレオも安心して健康管理を委ねられるにゃ。
痩せる原因として挙げられるもの

診断は動物病院にお任せするところですが、「どんな可能性があるのか」を知っておくと、受診のときに落ち着いて話を聞けます。
- 慢性腎臓病 — シニア猫にもっとも多い病気のひとつ。水を飲む量・おしっこの量が増えていたら、ひとつの手がかりになります
- 甲状腺機能亢進症 — よく食べているのに痩せるのが特徴的。落ち着きがなくなる、よく鳴くといった変化を伴うことも
- 糖尿病 — こちらも食欲があるのに痩せることがあります
- 歯や口の痛み — 食べたいのに食べられない状態。カリカリを噛まずに飲み込む、食器の前で首をかしげる、といった様子が出ることも
- 消化器の不調 — 食べたものを吸収しきれていないケース
- 腫瘍 — シニア期には可能性として挙がってきます
- 加齢による筋肉量の低下 — 病気がなくても、年齢とともに筋肉は落ちていきます
並べてみると分かるのですが、「食欲がある=大丈夫」ではないのがシニア期の難しいところです。よく食べているのに痩せていく場合こそ、早めの受診をおすすめします。
慢性腎臓病については、猫の慢性腎臓病についての記事も制作予定です。

飼い主さんにこれだけの病気の可能性の知識があると、オレオも安心にゃ。とても想ってくれて嬉しいにゃ。
動物病院で、うまく伝えるコツ

体重の変化は、その場の診察だけでは見えないものです。飼い主さんの持っていく情報が、そのまま診断の材料になります。
- 体重の記録 — 「いつ・何kg」が2〜3点あるだけで、減り方のペースが伝わります
- 食べている量 — 減ったのか、変わらないのか、むしろ増えたのか。ここは診断を分ける大事な情報です
- 水を飲む量・おしっこの量 — 腎臓や糖尿病の手がかりになります
- 食べ方の動画 — 噛みづらそう、こぼす、食器の前で止まる。言葉より伝わります
- 吐く回数・便のようす — 週に何回か、形はどうか
そのうえで — ごはんを見直すときの数字

ここからは、病院で大きな問題が見つからなかった場合、あるいは治療と並行してごはんを整えたい場合の話です。
療法食が必要な子は、かならず主治医の指示が優先になります。ここに書くのは、あくまで一般的な健康なシニア猫の目安として紹介されている数字です。
目安として挙げられている3つの数字
- カロリー:4〜4.5kcal/g(100gあたり400〜450kcal)
- タンパク質:30%以上
- 脂質:15%以上
ここで大事なのは、カロリーだけを追いかけないことだと思います。痩せてきた子に必要なのは、単なるカロリーというより体をつくり直すためのタンパク質だからです。筋肉が落ちて痩せているのに、糖質でカロリーだけ足しても、目指すところには届きにくいのだそうです。

あくまで目安なので、実際に気になる方は獣医師さんに聞いてみるのもいいかもしれません。ご飯のあれこれは書籍でもいい本があるので、下に紹介しておきます。
【猫の食事がわかる本】人間も猫も、食事は健康の第一歩。この本は、猫の健康を第一に考えた著者、獣医師くぅ先生の「猫の食事」のバイブルです。↓
糖質は、自分で計算できます

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
キャットフードのパッケージには、たいてい糖質(炭水化物)の量が書かれていません。でも、書かれている数字から自分で計算できます。
糖質(%) = 100 −(タンパク質 + 脂質 + 粗繊維 + 灰分 + 水分)
この5つは「保証成分値」として、どの袋にも必ず書いてあります。足して100から引くだけ。誰でも、いま手元にある袋で確かめられます。
実際にやってみたところ、思っていた以上に差がありました。
計算してみた例
| 項目 | ロイヤルカナン インドア 7+ | フィーラインナチュラル ラム&キングサーモン |
|---|---|---|
| 糖質(計算値) | 約45% | 約9.5% |
| タンパク質 | 25% | 38%以上 |
| 脂質 | 11% | 38%以上 |
| カロリー | 3.77kcal/g (377kcal/100g) | 5.12kcal/g (512kcal/100g) |
| タイプ | ドライ | フリーズドライ |
同じ「キャットフード」でも、糖質が45%のものと9.5%のものがあります。4倍以上の差です。数字にしてみて、正直おどろきました。
ただ、ここで誤解のないようにお伝えしておきたいことがあります。糖質が高いほうが「悪いフード」というわけではありません。
ロイヤルカナン インドア 7+ — 目的が「太らせないこと」
調べてみると、こちらはとても丁寧に作られたフードでした。着色料・発色剤・リン酸ナトリウムのいずれも使われていません。リンの量も0.75%と控えめで、腎臓のことを考えたつくりになっています。
そのうえで大事なのが、このフードの目的です。名前のとおり「室内で暮らす7歳以上の猫」向け——つまり運動量が少なくて太りやすい子の、体重を管理するための設計なんです。
だから、ぽっちゃりぎみの室内シニア猫にとっては、むしろ良い選択肢だと思います。ただ痩せてきた子に与えるには、向いている方向が逆でした。先ほどの3つの目安(4〜4.5kcal/g・タンパク質30%以上・脂質15%以上)と照らすと、3つとも下回っています。
フィーラインナチュラル — 数字が突き抜けていました
もう一方は、計算してみていちばんおどろいたフードです。糖質 約9.5%。タンパク質38%以上、脂質38%以上。ニュージーランド産の原材料を使ったフリーズドライで、先ほどの3つの目安を、どれも大きく上回っています。
フリーズドライなので、100gの袋が、水で戻すと約400g分になります。「思っていたより小さい袋だな」と感じるかもしれませんが、実際の量はその4倍と考えると納得できますね。
正直にお伝えすると、値段は高めです。毎日のごはんを全部これに置き換えるのは、我が家でもなかなか勇気がいります。
なので、いつものごはんに少し混ぜる「トッピング」からでもいいのかなと思います。少量でもタンパク質と脂質を足せますし、香りが立つので食が細くなってきた子の食欲のきっかけにもなります。
「良いフードを探す」より「その子のいまに合ったフードを探す」——計算してみて、いちばん腑に落ちたのはここでした。同じ2つのフードでも、太りぎみの子と痩せてきた子とでは、選ぶべきものがまるで逆になります。
パッケージを読むときの、ちょっとしたコツ

原材料の順番には、からくりがあります
原材料は重量の多い順に書かれています。だから「いちばん最初にお肉」と書いてあると、お肉たっぷりに見えますよね。
ただ、ここには落とし穴があるそうです。生肉は水分を7割ほど含んだ状態で計量されているのに対し、穀物は乾いた状態で計量されます。つまり加工して水分が飛ぶと、生肉の重さは大きく減る——並び順だけでは、実際の割合は見えないということですね。
だからこそ、並び順よりも保証成分値の数字。そして自分で計算した糖質のほうが、実態に近いのだと思います。
なくてもいいもの
- 着色料 — 猫は色でごはんを選びません。赤や緑の粒は、人が見て「おいしそう」と思うためのものです
- 発色剤 — 同じく、見た目のためのものです
入っていたからといって、あわてて捨てる必要はないと思います。ただ次に選ぶときの判断材料のひとつにはなりますね。

猫は、赤い色は識別できないにゃ。味覚も「甘い」は感じないから糖分を「うまい」と思うことはあまりないみたにゃ。
食べてくれないときの工夫

いいフードを見つけても、食べてくれなければ意味がありません。シニア猫は嗅覚も味覚も落ちてくるので、ここでつまずくこともよくあります。
- ほんの少し温める — 人肌くらいで香りが立ちます。いちばん手軽で、いちばん効くことが多い工夫です
- ウェットを混ぜる — 香りと水分を同時に足せます
- 1回の量を減らして、回数を増やす — 一度にたくさん食べられなくなっている子に
- 食器に高さを出す — 首を下げる姿勢がつらくなっている子は、これだけで食べる量が変わることがあります
- 切り替えはゆっくり — 新しいフードは1〜2週間かけて少しずつ。急に変えると、お腹をこわしてしまうことがあります
【シニアに食べやすい食器台】15°の傾斜と、ほどよい高さ。首を深く下げずに、自然な姿勢でごはんが食べられる、陶器と天然竹のフードボウルです。
浅く広い口なので、ひげや顔が器に当たりにくく、フードも最後まですくいやすい形。食べこぼしが気になる子にも。
陶器は取り外して食洗機・電子レンジOK。毎日のことだから、洗いやすさが「続けられる」いちばんのコツになります。↓
それでもまる1日以上まったく食べないときは、工夫を重ねるより先に病院へ。猫は食べない時間が続くと、肝臓に大きな負担がかかってしまいます。ここは様子を見るより、早めに動いてあげてください。
よくある質問
Q. 高カロリーのフードに変えれば太りますか?
原因によります。食べる量が足りていないだけなら、効果が出ることもあります。ただ、別の原因(病気など)で痩せている場合は、カロリーを足しても追いつかないことが多いようです。
それに、高カロリー食は消化器に負担をかけることがあると聞きます。痩せている理由が分からないうちに切り替えるより、先に主治医に相談し原因を確かめたほうが近道だと思います。
Q. 糖質が低ければ低いほどいいの?
そう単純でもないようです。猫はもともと肉食動物で、糖質をあまり必要としません。ただ、だからといって糖質の少なさだけで良し悪しが決まるわけではありません。
低糖質のフードは高タンパク・高脂質になりがちで、腎臓や肝臓に持病がある子には向かないこともあります。持病がある子は、必ず主治医と相談しながら選んでいただけたらと思います。
糖質の計算は「良いフードを見つけるための魔法」ではなく、パッケージの表面の印象に流されずに中身を確かめるための道具——そのくらいの位置づけがちょうどいいのかなと思っています。
Q. 療法食を食べてくれません
よくあるお悩みだと思います。食べない療法食より、食べてくれる普通のごはんのほうがまし——という考え方をとる先生もいらっしゃるようです。
ここは自己判断せず、「食べてくれないんです」と正直に伝えてみるのがいちばんかなと思います。別のメーカーの同種の療法食を提案してもらえたり、混ぜ方を教えてもらえたりします。
気をつけたいのは、黙ってやめてしまうことです。療法食は治療の一部なので、やめればその分だけ病気の進行をおさえる力がゆるみます。
そしてもうひとつ。獣医師さんは「療法食を食べている前提」で経過を見ています。実際には食べていないのに伝わっていないと、次の検査で数値が思うように動かなかったときに、その理由が誰にも分からなくなってしまいます。薬の量を増やすなど、本来しなくてよかった判断につながることもあります。
言いにくいことかもしれませんが、「食べませんでした」は、責められるための報告ではなく、次の一手を決めるための大事な情報です。そのまま伝えて大丈夫です。
Q. サプリメントで補えますか?
体重減少そのものを解決するものではないようです。まずは原因の特定と、日々のごはんを整えること。サプリを足すのは、そのあとの話かなと思います。
それと、ひとつだけ大事なことを。犬用のサプリを猫に与えるのは、やめてあげてください。 犬用の製品には猫にとって毒性のある成分が含まれていることがあります。「同じ成分だから」「余っているから」で共用するのは、避けていただけたらと思います。
Q. 何歳から気にかければいいですか?
一般には7歳ごろからシニア期と言われますが、体重の変化が出やすくなるのは11歳あたりからのようです。
ただ、年齢で区切るより「はかるのを習慣にしておくこと」のほうが確実だと思います。うちは週1回。むずかしければ月1回でも、減り始めたその月に気づけます。猫の老化サインの記事では、体重を含めた週1回のチェックリストもまとめています。
まとめ — 順番だけ、間違えないように

- 痩せてきたら、まず動物病院へ。10歳以上では腎臓や甲状腺の病気が隠れていることがあります
- 体重は週1回(むずかしければ月1回)、5%減が目安。まずは抱っこして引き算からで大丈夫です
- カロリーだけで選ばない。4〜4.5kcal/g・タンパク質30%以上・脂質15%以上が目安として挙げられています
- 糖質は自分で計算できます。100 −(タンパク質+脂質+粗繊維+灰分+水分)
- 「良いフード」より「その子のいまに合うフード」
全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。今日できるのは、抱っこして体重をはかって、メモに一行残すこと。それだけでも、次の受診がずいぶん変わります。そこから週1回のペースにできたら、じゅうぶんすぎるくらいです。
痩せてきた我が子を見るのは、心細いものだと思います。でも気づいて調べているその時点で、その子にとってじゅうぶんな味方でいられているはずです。
介護や晩年のお世話まで見すえた全体像は、猫の介護・晩年のお世話ガイドにまとめています。必要になったとき、そっと開いてみてください。
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※ 本記事は一般的な情報のまとめです。数値は目安であり、その子の状態によって適したものは変わります。気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院にご相談ください。
ブログ管理者:jyosui





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